環境悪化で男の赤ちゃん比率低下へ

赤ちゃんの男女の生まれる比率に、
不可解な現象が起きているそうです。


男子と女子の出生比率が、
正木健雄・日体大名誉教授の話によると
「70年代まで男児が増えたのに、
それ以降減少し続けている背景には、
何らかの環境の変化があったはず。
地域別の違いを分析することで、
原因が分かるのではないか」


とのこと。



特に首都圏で男子の出生率が年々減少しているようなのです。
環境悪化による可能性もあり、詳しい原因の究明が急がれています。


以前、イタリアのダイオキシン汚染や水俣病の起きた時期に、
やはり男子出生率が低下したそうです。
だがそのときは一時的な現象。


ですがこのたびの様子では、
日本もそうですが、
アメリカやそのほかの国のいくつかでもこのような現象が起きている。


ストレスが強く環境が厳しいときには女子の出生率が上がります。
例えば原子炉関係のお仕事をしている作業員や実験者たちの子供は、
多くが女子なのです。


なんとな〜く、
私たちが暮らしている食環境や労働環境。
そしてその他の関係するものたち。。。
その厳しい環境を赤ちゃんの産み分けで感じ取ることとなるとは。



正直、つらいですよね。


個人の健康も、
いやおうなく環境からの影響を受けています。
広域な視野で環境を見つめる必要があるようです。