専門家の言葉も鵜呑みはよくないようです。


歯医者さんにいったら、
『歯は放置していても治らない病気です』といい、
歯科医での治療を促しておられました。
正直、その通りですよね。
他の選択枝はありません。


ですが体の中の筋肉のしこりなどは、
私どもが筋膜リリースをしなくても
他にリリースする方法は多数あります。
気功、運動、食事養生、温泉、健康グッズ。
私どもの方法はそれらのうちのひとつです。


そう考えるのが自然です。


様々な方法があるならば、
自分にあう方法を選べるのです。


でも人は緊張すると視野が狭くなる傾向があります。
実際に肉体的な視野も狭くなるんですよね。
車の運転をしていてもリラックスしていたほうがよく周囲が見えるから、
事故が少なくてすむのです。
体調不良でお腹が痛かったりトイレに行きたかったり、
大事な約束に遅れそうなときなどは視野が狭くなってしまうのです。


物事を観察し様々な選択枝をえることができず、
目の前にある解決策だけが大きく観える。
不快なストレスがあり緊急性が強ければ、
精神的に追い詰められていきます。


そのような追い詰められた状況で
一部の専門家が自信たっぷりに
「自分のところじゃないとムリだ」
といわれるとどうなるでしょう?


そこから見放されると不安になりませんか。


そのような術中にはまって、
ちょっと大変な目にあっていた方がいまして。。。
先生自身が自信をお持ちなのはけっこうなのですが、
視野が狭いときに追い討ちをうってはだめですよね。


そんな配慮も必要ではないでしょうか。


たとえばひとつの分野を掘り下げて本を読むときも
一冊を精読するだけでなく、
三冊を読み専門家ごとにどこがどう見解が重なるかずれるかを知ること。
すると初めてその分野の平均的見解や突出したよい点が見えてきます。


選択は権威ある専門家一人に任すより、
三人ほどの専門家をまわったほうがいい。
専門家も体調不良や専門ずれや判断ミスなどするものです。
そういう考えを計算に入れると少し視野が広がりませんか?


こちらが十分な専門知識がないのを見越して
いいように操ろうとしてくる場合があります。
数冊の関連本を読み込んで下準備をしておられれば対処できるでしょう。