2025-01-01から1年間の記事一覧

血虚体質の2様態(肝血虚と心血虚)こむら返りと心的ストレス

血虚体質のことについて、お客様へのメールで少し書かせていただきました。中医学の基礎用語や知識はあまり世に広められていないと思いますから、そうした用語をさけて解説するのは難しくなります。特に深く理解し尽くしておられたら噛み砕く解説もできるで…

薬膳料理は、食材の組み合わせを知ることが大事!(七情配伍)

薬膳を構成する食材。薬膳では食材を調理するのがあたりまえと思われるかもしれません。薬膳料理をだす店で、どーんとトマトを一個出されただけで『これがあなたへの薬膳、です!!』と、いわれることもないでしょう。トマトも食薬として効能があります。体…

体質診断を表計算アプリで自動計算へ。完全、他力本願で完成しました!☺

YouTubeがんじゅうファミリーさんの体質診断がベースで、以下にその体質診断方法の解説映像があります。https://youtu.be/XTIbm7fQ_lM?si=EVM0XCBy6ZBLxCnI『自分で体質判定ができる動画』映像をみていただき回答すれば体質がわかる体質診断シートが提示され…

漢方とのかねあいで身体の筋組織が若返ったか?

私は自分に対し、漢方や生薬そして食薬と工夫をくわえ、日々生活を淡々と送って結果を観察することが今の仕事。そうした時期ととらえています。施術をしてきたときは施術中のとき以外に調べ物が多く、つねにそこを考え行動してきたため労逸な日々を送りまし…

漢方薬を合わせて用いるときには注意が必要です

病院でお薬を出していただくとき。漢方処方を出されることもあります。病院で処方していただいた漢方薬に加え、すでに自分がAmazon等で買って服用中の漢方薬を合わせ服用するのは。2処方以上の漢方薬を合わせることを『合方』と申します。OKか、NGか?判断…

本草薬膳学院通信課程レポート1、完成

私はいま、本草薬膳学院の通信課程で勉強中です。 気血を生成する源たる《脾が弱い方》は、気虚・血虚・気血両虚になりやすいのです。気虚は手技で対応できますが、血虚や気血両虚の改善は脾を補う食薬や方剤が必須な有効です。 そこまでは容易にたどりつけ…

(満員となりました✨)ボディチェックのみの来月までの特別企画、残るはあと1名様のみ! ご興味ある方は、以下、お読みください

満員となりました✨ 受付終了させていただきます ありがとうございました! 2025年11月22日 先日発行させていただきましたメルマガ[ http://bodywise-note.seesaa.net/article/518974625.html ]で、『施術はせずにボディチェックのみでしたらよろこんでお受…

漢方処方を使って体質改善をしたうえで筋膜リリース等の施術をしてみたら、どう、改善なさるものか?

昨日は、実用中医学の勉強会で外出でした。参加者に私どもの影響よりか生薬を煎じて服用し体調管理をする方がおられ、マイコン制御で自動で煎じ薬をつくる機器を購入してました。メルカリで買ったそうです。以前は煎じ薬をつくるときにはガスコンロにつきっ…

薬膳の勉強をしはじめ、『典座教訓』を再読いたし、以前よりも共鳴できました!

勉強中に菊花茶をいただくとき、ガラスや陶器のカップでいただくと早々に冷めてしまいます。飲み物が冷めていたら胃を冷やして消化能力がガタ落ちです。ですが一気飲みは菊の香りが一瞬で消え去り損な気がします。。チープでも、いい感じのマグカップはない…

記憶力をよくする遠志という漢方を市販薬としてつかうときに 私なりに考えてみたこと

生薬の遠志につきまして、以前、少し書かせていただきました。中医学では、腎に長期記憶の記録メディアがあると考え、腎が健全であれば昔のこともよく覚えているといいます。ただ腎のある腰の位置から脳までデータを伝送するとき、なんらかの機能低下により…

メルマガ(2025-11-15)(ボディワイズ)のこれからをお知らせです

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ボディワイズの 温和にボディワークメソッドのメールマガジン 2025年11月15日(土)発行~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~=========================【コンテンツ】(1) これからの活動目標の概要 (…

あなたは自分の体質を知らずに損をしているかもしれません!?体質がわかっていれば遠方の彼に活用できていたのに。。。

昨晩、遠方の鍼灸師の友達から電話をいただきました。『60歳に近づくと、無理ができなくなるよね』そうした彼からのことばにうなづきながら話しだすようになりました。私よりもいくつか若いものの、彼も大変なのでしょう。友人の仕事勤務地が自宅より離れ…

『身体の構造的視点』と『血液・津液や気の流れの状態を観る視点』の両歯車を噛み合わせて回したい!

『オステオパシー』について、ご存知の方も少なくはないかと思われます。日本語訳では<整骨療法>という名称で翻訳されることもございますが、この名は実態を的確に表しているようには思われません。オステオパシーを創始なさられたアンドリュー・スティル…

風邪の引き始めに山査子茶

朝晩、寒さが強まってきましたね。皆様、お風邪などひいてはおられませんか?昨日の午後7時ごろ、図書館で調べ物をしているとき、背筋がゾクゾクと寒気が走りました。風邪の引きはじめの前兆です。早々に帰宅し横になりました。深夜目覚めると、喉の痛みを…

メモリーブースター生薬の活用で日常をやりくり

短期および長期の記憶力がアップしたらうれしい!頭の回転が絶好調で理解や分析がスムースになり、判断が的確になったぞ。そうなりたい方はおられませんか?私も今が、そうです。覚えたいことが山のごとし。短期記憶はうまく働いているが先月記憶した情報の…

大建中湯、三番煎じ。いったいなにがおきたのか?

昨日は生薬から煎じて処方をとろうというささやかな集まり。そちらで大建中湯らしきものを煎じました。※ 漢方処方のひとつのルールとして、覚えていただきたいことがあります。(大建中湯)とか、頭文字に(大)という文字が使われる処方の多くは、体質改善…

遺伝子組み換えの心配ないスペルト小麦(古代小麦) いただいてみると美味しいですね

《病気は、口から入る》という言葉があり、食を正すことで病気が改善することがある。漢方の力を発揮させる前提に食を正すこと。食の見直しこそ、処方の治療の前に、必ずなされるべきです。私が中医学や漢方に精通なさっておられるYouTuber:がんじゅうファ…

一昨日前、中華街へ生薬買いへ、歩き回って新たに2店舗、生薬も扱う中華食材店をみつけました!

今回は連れ立って中華街の探索と生薬購入へいってまいりました。今回の私の購入目標は、質のいい大棗、菊花などとシンプル。「良姜片」と「大棗」をあわせてもちいて(補脾生薬の効能パワーアップ)「枸杞子」と「菊花」をあわせてもちいて(目の機能サポー…

3本指を合わせた経絡意識の経穴タッピング。気の滞りを通しましょう!

ボウエンテクニックの講習会があるとのこと先月終わりくらいに、海外在住のボウエンテクニックの先生から、講習会開催の連絡をいただきました。個人的に今後の活動として、ソフトな手技を交えた形での施術再開の可能性を模索しております。ボウエンテクニッ…

漢方薬を服用したら、とてつもなくおならがでるといっていた方がおられて。

まず、知人が持っていた中国産の漢方薬のご紹介。北京同仁堂の補中益気丸アルミパッケージによる分包の中には1~2ミリの方剤粒が多数収められています。方剤粒からは処方薬の香りが香ってきます。いいですね~。こういうの、好きです補中益気湯は、脾を補…

『陰虚』の意味をどう解釈するのか?日本漢方と中国医学の違いについて。

独学で東洋医学を学ぶ人にありがちなことですが、日本漢方と中国医学を入り乱れて学ぶ過程で話しが見えなくなる場面がでてまいります。たとえば、『陰虚』の解釈です。私は中医学の本のみ学び始めでは読み続けておりました。そこで中医学解釈を先に申し上げ…

隠れ血瘀に隠れ筋膜癒着。 いかに減少させるか。

個人的な話題で恐縮いたします。私は極度の近眼と乱視が入っており、小学生時代からメガネをかけております。いまも徐々に眼鏡の度がきつくなり遠近ともにメガネ無しでは見えません。ここ数か月で近眼がさらに急速悪化したのか、眼鏡をかけ、ものを見るとも…

学びたて同士の、交互、助言が場を暖めます

突然ですが、私の筋膜リリースをおこなうときの進め方。施術は、お客様の心身上の自覚がある主訴状況をうかがいます。お客様からの言葉を傾聴し、解像度を高めて聞くべきときには、私から質問をして情報を鮮明にしていくよう努めてまいります。次にお客様の…

生薬関係の本、やはり、『漢方294処方生薬解説』かと思いますが、『現代本草集成』にも興味しんしんです

『生薬は単語、処方は文法』といわれるそうです。たとえば英単語を記憶する《インプットの段階》を経て、理解した単語を文法に則り組み合わせて文章を作ります。生薬と処方の学習はそちらと同様かもしれません。生薬という単語の語数は日本で保険適用されて…

中国から来た!生薬と方剤。生薬購入はメリットを感じますが、方剤購入は難しいと感じました

今回は、試しに中国から生薬や処方の輸入代行をする業者さんへ依頼して手に入れた生薬と方剤を紹介させていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。以下、ざっくりとした利用感覚を含め述べさせていただきます。■ 送料について:日本にオフィスがある輸…

方剤をみたらまずは構成生薬をつまびらかにみていきたいと考えています。

方剤を勉強し始めて。どう判断すればいいか迷うことがでてきました。1,漢方解説書により、・同名の方剤に含まれる構成生薬が本により異なるときがあった・構成生薬の含まれる用量記載が異なるときが多くある・構成生薬の薬効の記載に異なることがある(個…

舌診の黒苔でわすれられないこと

舌診で忘れられないこと私は、筋膜リリース中心で施術をさせていただいていた関係で、身体がもっと動かせるようになりたい方々が半数以上だったころ。手持ちの手技療法の本には東洋医学系のものもありましたが、多くはオステオパシーや理学療法士の先生が読…

舌診の順序 舌苔を診てから舌質へつづきましょう!

本草薬膳学院の指定テキストに【実用中医学:一冊で分る基礎から応用】という本があります。中医学のエッセンスがコンパクトにまとめられた本です。ただコンパクト故にかゆいところまではなかなか手が届きません。そうなると他書で補う必要がでてくるところ…

慣れれば10秒ほどでチェックできます、舌診はすぐれもの

四診とは中医学の診断法です。四診を構成する望診・聞診・問診・切診のなかの望診に「舌診」があります。舌をペロッとだしてもらいます。そちらから体質を読むための専門の読み取り方があるのです。舌のことをざっくりといえば。心血という心臓から血液を舌…

ざっくりした◯◯体質図、書いてみました

一昨日前でしたか、テレビでNHK教育テレビ・未病なんとかという(番組名忘れました--)番組を観ていたとき、ココリコの田中さんと他に二名女優さんが掛け合い。そのとき、おならの話題で周りに引かれても押し通そうというシーン。これは未病なんちゃらという…