逆さぶら下がり姿勢のワークって、あり?

逆さぶら下がり健康器にぶら下がりながら、
これってどのような利用法があるのかを考えてみる。


たとえば、
「なんの制限なしにアイデアを出してみれば・・・」というように、
ブレーン・ストーミングでおこなうようなアイデア出しをしていく。


ひとつの案が、
逆さぶら下がり状態で、筋膜リリース。
実際は筋膜リリースをズリズリした持続的ずり圧をかけるのは難しい。
だからゼロプロマッサーという振動系マッサージ機器でリリースする。


逆さぶら下がり状態は、脱力して体が吊り下げられるため、
体のほとんどの関節が乖離した状態になっていこうとする。
平地で寝ていれば、関節部分を弛められても、弛められたところまでが限度。
それ以上の伸びはないだろう。


それが逆さぶら下がり状態では自重で関節の隙間が引っ張られ伸びるようにしている。
すると関節の隙間が弛められたら、さらに伸びてゆるみだすようになるかもしれない。


つまり、私のブログの
子宮筋腫の改善の意図を持って、ぶら下がり健康器で内臓下垂部分を正
http://d.hatena.ne.jp/bodywise/20141222/1419258070#c120748216
のコメントで、
okahone様からいただいた、
バックストレッチャーで脊椎を緩めた状態をつくりだしてから、
逆さぶら下がりという一連の効果的な脊椎の詰まる不具合を改善させる秀逸なアイデア


こちらをのやり方を感謝しきっちり順守させていただくメニューを下に引かせて頂いて、


それに加えることの、
ゼロプロマッサーというものすごい振動を起こさせるマッサージ機器で、
体の前面でアプローチできる関節部分や靭帯や腱・筋腹などをリリース。
関節では、
膝、股関節、恥骨結合、胸骨部の胸肋関節、胸鎖関節、肩関節、肘関節。
とにかく逆さ吊りになった瞬間に、
伸筋群が緩められ伸びるのと同様、
屈筋群の弛緩する量も半端ではない。
それに体は左右の歪みを是正させて、
シンメトリーに落ち着こうとする。


逆さに吊られた状態は、
普段使いの筋肉を使わずに対応して姿勢を整えようとする。
その筋肉は末端部分を利用するものではない。
腕ひとつ挙げてみるにも、
肘から先の小手先が軽い。
力みがまったく入らない。


それは武道で手を使えば、
この感覚は見に覚えがあるだろう。


つまり体幹部分の意識が通り抜け、
末端に意識を取られる知悉な身体操作から抜け出ている状態に収まっている。


自然に、長年に渡り太極拳なり合気道なりをしている人の体運びに似た状態を作り出せる。


そのような状態に整えられた上で行われる関節リリース。


筋膜リリースも多少は使えるかもしれないですが、多少に抑えること。
ずり圧をかけすぎて、まんま、逆さぶら下がり健康器を倒壊させては事故の元ですからね。


リリースをした時点で、さらに関節のつまりが自重で緩む仕組みもいい。


試行してみたら、興味深い成果が生まれるだろう。
私の頭のなかでおこなうシミュレーションでは、
なかなか興味深い成果が叩き出せているようだ。




ただ体幹部分を含む背面のアプローチは、
逆さぶら下がり健康器の構造上、難しい。
足の膝裏などは狙いやすい構造なのですが、
仰向けで寝て、背中を背板に塞がれるからです。


うつ伏せ状態で乗ってみる勇気があれば、
考察することができるだろう。


ただ、私が自室でひとりでこれをやったら、
そのまま逆さ状態で、干物になるまで吊られるか、
大声で助けを呼ぶはめに陥りそうで現状では却下。
二人でおこなうなら、どうにかなると思うのだが。



今まで施術をさせていただく姿勢には、
立位、横臥位、側臥位、座位が代表的であったのだが、
それに逆さぶら下がり立位が加えられてもいいはずだ。


ちょっと、まだ頭のなかだけのシミュレーションだが、
症状がすでに安定している人や、
アスリートタイプの人などの、
健康志向を強化したい人には、
面白いかもしれない。


ただ心疾患や脳血管障害など、
事前に問題がないかを調べて
安全を確保することが大事だ。
そこはシビアなものですから、
実際にお客様におこなうより、
施術者の同好の士がつどいて、
リスクテイクしながら試行錯誤が必要になるのでしょう。


私はまだ、自分が吊り下がった状態でのセルフマッサージ程度の実験までしかしてはいないのですが、
もし、どちらかの先生がなさっていたらこっそりでも情報をシェアできれば幸いです。


どうぞよろしくお願いします。 ^-^