かつて行ないし『お試し一回コース』からのお客様を向かえて


昨日、初回のお客様がお見えになられました。


正確に言えば、
以前に一度だけの試みとして、
お試し一回コース」を実施させていただきました。
そのときにおいでいただいている方です。



一回のみの対応コースでは、
実質的には、お体の状態を観させていただいて、
デモンストレーションに輪をかけた感じの施術。
そこから何が得られるのだろうかというと、
他の先生のところへおいでなさるためにも、
自身の体の状態を知っていたほうがお得で、
参考になるだろうという意義を見出しまして。


ただ私の心境としては、
どうしても一度でも施術をさせていただいて、
この部位はこのように改善させて、
この部位はこのように手順を割って等の
頭のなかでプログラムを瞬間的に書き出します。


そのようなプログラムが、頭のなかにあります。


ですが、そのお客様とは次回がないのか。。。
と思うと複雑な気持ちが思い湧いてきて、
「お試し一回コース」の実施はそのときを最後にしていました。



それからずいぶん時間が過ぎました。



そして先だって、
30名限定で予約順番待ちを再開させていただきましたなかに、
そのお客様がおられました。 ^-^


おぉっ〜、うれしい。


だが、そういっていいのかどうか。
施術を受けていただかなければならない状況で
体の状態がキープしておられるのだから複雑です。


私としては、本心、感謝。
「覚えて気にかけてくれていたんだな・・・」
私の表情には出てませんが内心、ジーンとくる。


「お試し一回コース」で、
体を観させて頂いていた頃の情報は、
時間の経過とともに改善しているか、
または現状維持かそれとも。。。
ということになります。


お体に負担がけっこう蓄積している場合。


実際は「筋膜の癒着」といったレベルを通り越しています。
ただ私が筋膜の癒着というのは、
多くの症状のなかの代表的な一部を述べさせて頂いているに過ぎません。
他にも靭帯の骨化や内臓の下垂やといった、
様々な問題が含まれてしまうケースもあり。


そこまでいくと、実質、相当な力量を持った施術者が心血を注いでようやく改善への希望が見えてくる。
そのように言える方も多くおられると思えます。


自身での復活は効率が悪いか、
加齢が進むに連れて代謝等の悪化から、
問題が複数可、複雑化していくようです。


実際のところ、お会いしたお客様は、
私が「お試し一回コース」でお会いしたときよりも、
状態が進んだように感じられました。
以前に質問表を書いていただいたときのメモと合わせてみても、
やはりそのように感じられました。
このたびは、数カ月前に事故で手術を受けられていたからということもあるようですが、
それだけの問題ではないのは、
私の目からは明らかです。


そうなるとメンタル面での苦痛が強く双肩に覆いかぶさります。
現状のつらさもそうですが、
将来への不安や恐怖。
湧き出てくるものです。


呼吸器の機能が極端に制限されてしまい、
心臓前のダンチュウに強い硬結を持っていれば、
血流と呼吸代謝に制限をかなり受けているので、
生命力の根っこを削られているわけですから。
「本当に、つらかったんだろう・・・。」と、
体からの情報を吸い上げることで察知できます。
他の大方の施術者なら見過ごしそうなところまで観るのが私。
これからも続々とそのような察知した情報が増えるでしょう。。。


そのようなお客様から、
施術後にメールでご連絡をいただいて。


「大袈裟ではなく、希望が生まれました。」


という言葉を頂戴出来たのは、
うれしいものでした。


お客様自身の気持ちが強くなれれば、
肉体の虚脱感から復調の兆しをえられるものです。


お客様の内側の世界が、
自分らしい人生を送る力を手放さないように。


つらいときにこそ、
元気な内側の自分の姿を育てていく必要があります。
そのときこそ自分を美しく磨きをかけるきっかけで、
強さに輝き出すよう加速するときにもなります。


「気持ちの問題」ですが、
私達が生きるというのは、
体の外面を磨くばかりではなく、
体の内面を磨き惚れ込むことで幸せを増すものです。


そしてどのような境遇であっても、
自分の内的世界を豊かに富ませていけばいい。
そこを誰よりも大事にしたい。


体があまりにもしんどいとき。
人生の一ページとして、
ハードな時間です。


私もかつて、
何度も施術で体を壊して半年、一年、それ以上に近い休業を余儀なくされました。
休業していなかったら、
幸せそうにお亡くなりになっていたことでしょう。 ^-^;
友人の施術者には、若くして急逝したものもいる。
施術業を真剣に取り組んでいると。。。
すれすれのところをあるくときがある職業ですね。
(死ぬほど頑張るというのは、比喩に留めたい!)
そんな経験を持ちます。


お客様の厳しさは、
肉体的な面に留まりません。
経済的にも、家族的にも。。。


他のお客様のことは詳しくは申せませんが。
昨日の午後にお見えになられたお客様。
私が観ても見事な姿へ変わったなぁと。
そのような素晴らしい方々を観ていくことができる私の仕事。
いつも人は成長曲線を上に向けていられるものだ。


だから、私は、新規のお客様が来たときに言える。


多くのお悩みだった方が改善なされた方々。
その方々のビフォアーアフターを知っています。


私の施術院は、
和歌山県の白浜から、長崎から、岩手県鍼灸師さん、長野県の教師、福島県の被災をなさった方も、
など他にも遠方からわざわざおいでいただいているお客様もおられるのです。


一様に、近隣の施術院では成果が感じられなかったから、
しかたがなく遠路はるばる試しに来ましたということで。
そういうことであれば、
大変なお体の状態の方々も多いはずだと、
察しはつけていただけると思います。


だからというわけではないが、
私も気合が入りますよね。
気を抜いた仕事はできませんし、
研究する時間を大事にしていく。


そのような方々が、少しずつ確実に変わる姿を見せていただける。
改善するには「山あり谷あり」で、楽なことばかりではない。
お客様が部分的にここが問題だと思っていた視点と、
私が見ている世界には違いがあります。


施術を受けて頂き、気づけば施術を受け始めた当時とは、
明らかに違ってきたという実感を振り返るときがきます。



私は、そばで変化するお客様の姿をみています。
その姿から人の体は改善されるものだなと確信。


そこから、そうなっていただきたいという信念。
そして、必ずいつかは改善なさるはずだと信念。
実績が加味された私の信念は強いです。
長い時間、施術力の向上と共に培われました。



だから昨日のお客様からのメールでの
「大袈裟ではなく、希望が生まれました。」という言葉は、
彼自身が胸のなかに描いた未来を信じる気の転換点になる。
それは大げさではなく、その後の展開に大きな意味がある。




ただ、、、
お客様の一言、、、
「いやぁ、5年間待たされましたよ ^-^;」と。


「えっ!?」 0.0)
お話をお伺いしていると、
私のブログをお知りになられた当時、
予約順番待ちの受け付けを休止中で、
そこから起算するとそうなるのです。


「 お待たせいたしまして、ごめんなさい! 」
という気持ちです。 m__m



おそらく実際に私がコンタクトをとらせていただいている方以外にも、
もしかしたら、、、
ボディワイズの施術の存在を知り、
「一筋の光明」とか「希望」に思っていただける方もおられるでしょう。


私が観て、
この方なら、私を選択するのは最適なチョイスと思えるときもある。
かつての経験から、そう直感する事が出来る人もいるのです。


直接相談していただく機会を持ち、対面で解説できれば。
なんらかの健康を取り戻したり向上させるきっかけづくりに貢献することもあるでしょう。


結果的に施術とは、対処療法のひとつだと私は思います。
施術でカバーできることなんて、
お客様の生活への取り組みの積極性の
たった一部のパートでしかないのです。


本人がなぜ体が理想状態から離れて、
身体的な歪みを得ていくかというプロセスを研究していく。
そこから眺めなければ離れていくことができないものがある。
施術をするものが、
そこまでをテリトリーにするのでは、
仕事が膨大になり仕切れなくなるので厳しいところですが。。。


施術とは、限られた効果であったとしても、
ときには困っていると「希望」につながる。


おそらくこちらのお客様ならば、
体の使い方を技巧的に伝える面なども、
いずれは話しあえて談笑できるのでは?


そんな期待をしています。 ^-^




そして「お試し一回コース」を受けられたお客様のなかで、
こちらの方のほかにも、
この度の予約順番待ちにお並びいただけた方がおられました。
やはり「おぉぅ!!」と驚きました。 


「お試し一回コース」には、
繰り返し施術をさせていただくことができない恐縮な気持ちもあるのですが、
一部のお客様に対してですが、私の施術姿勢を理解していただけるのかもしれない。
つまりボディワイズの施術を選択肢に入れていいかどうかの判断基準を得るきっかけにもなるのですね。


お客様が、自分に施術が役に立つかどうか、
施術を受けてみてチョイスしたくなるかどうか。


今回のお客様のように、
多年に渡りお待ちいただくこととなるお客様は、
早めに知りたいという方もおられるのでしょう。



私の研究時間などの関係から、
あまり時間的余裕はないのですが。


ニーズがあるようでしたら、
考たほうがいいのだろうか。



お試し一回コースコメント依頼.png


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