ホットストーンは、まず起立筋の兪穴への注熱からはじめよう!

強固な凝りを育てたときの外圧矯正は、戻りが速いのです。
脳が変位した状態(骨格のずれをしょうじさせる筋肉の使い方)を記憶して手放さないのです。
現状の姿勢や作業では使わないむだな筋肉の力を抜く、脱力ができない体になっております。

このような無意識状態の筋緊張のアイドリングストップができるようになると、
経緯俗的な弛緩とそれによりあたえられる継続的な代謝による更なる改善が期待できるのです。

私個人の5日間のホットストーンとスマーティを併用した実験で、
ブロックテクニック様式を意図して骨格の並びを矯正し、
理想位置へと移動、それが長期キープできるようなこともできるようです。

それはなぜかというと、
アイドリングストップが起こるようなリリースが起きているときの特徴として、
微痙攣」が起きるんですね。
無意識状態で筋緊張を作って手放せなくなっている箇所は、
負の緊張しっぱなしエネルギーが蓄積しているようです。
そんな患部へと血流が戻ると、蓄積した筋膜の癒着化した部位を異常と判断し、
微痙攣、または大き目な痙攣を発生させることで、
みずから患部を揺さぶり劇的に癒着をはがそうとしだすのです。

その反応がひっきりなしに、私のカラダに起きていました。

それを一日だけのセルフセッションでは、微痙攣では戻りがあるのですが、
5日間連続で立て直しをすることでプラスの積載量を増すことで、
安定した状態まで底上げできたと感じています。

やってみなければどうなるか。
それはわからないことですが、
ほっとするところです。


微痙攣が起きた後は、血液・津液の滞りから気が流れない気持ち悪さが抜けていき、
スッキリかつさっぱり!
そんな落ち着いた感触を味わえてさわやかな体と気分になるんです。


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私は自身の教育のため、実験的な石の並べ方をして効果を引き上げたやり方をしていましたが、
そこまでしないと効果がないの?


いえ、いえ!!
そんなことはないんです。 ^-^



『ホットストーンを使ってセルフケア』をしている人。

少しずつ増えていますよ。



重度の肩こり腰痛で炎症を抑える薬効成分を含んだ湿布を常用していた方が、
50度くらい(熱さはここちいい程度にタオルを挟んでいただき自己調節してね)
~に温めた大サイズの使い捨てカイロの大きさのサイズののホットストーン。
そちらを4つほど一列に並べて、起立筋に当たるようにして寝ます。

3日おきに一時間あたためるようにしたそうです。

すると10年来、デスクワークをする姿勢がつらくてしかたがないのを耐えていたのが、
うそのようになくなったといいます。

そのようなうれしい報告をいただきました!



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起立筋部分には兪穴(ゆけつ)という、各主要臓器のエネルギー不足があればチャージできるツボが並んでいるんです。

兪穴.png


たとえば、肺や心臓に気持ち悪さがあれば、左右の肩甲骨の間に挟まれた肺兪穴・心兪穴に刺激をあたえて改善を促します。
この度の刺激はホットストーンによる長時間にわたり『熱刺激』でエネルギー切れの部位へと補填しているのですね。

肺の上部のとんがった部分に疲れが過剰に蓄積した方などは、
肺兪に十分な注熱されたあと呼吸が楽になるでしょう。
そして心臓は肺の中に包まれたかのような位置にあり、
心臓の動きで肺の中の水分が揺さぶられて肺中の水分代謝が促進されます。
なので心兪にも熱を注いで刺激をあたえたら、肺にもメリットがあがるという相互関係があるのです。

など、、、
兪穴にホットストーンで皮膚から奥へ数センチにわたる深さまで注熱、それも持続的にエネルギッシュにです。
その力を得て兪穴からエネルギーを吸収して、体調を快適、便利に書き換えてくれるわけです。
そういったくわしい水面下の作用は、興味がある人が勉強すれば面白いものです。
ですが別にメカニズムを知らなくても、大丈夫。

重要なのは、
兪穴へホットストーンが密着されているよう配置すること(ここは改善スイッチを押すか押さないかの境目です。慎重に!)。
あとはホットストーンの熱管理でしょう。

熱管理はうまく密閉空間を作り出せれば難しくなく安定しています。

毛布を掛けてマットレスと背中によりホットストーンが挟まれ「密閉した空間」ができれば、
ホットストーンの熱が人体に与えられ温められ、それがやがて人体の暖かさでホットストーンが蓄熱しだします。

そうなると人体が冷えそうだと思うでしょう?

そんなことはないんです!


熱エネルギーの循環が、人体とホットストーンの間でおこります。
そのような循環ができると、経穴へとエネルギーがしみわたります。

でも密閉できずに外へホットストーンの熱が逃げると、
早々にひんやりしたクールストーンになります。


クールストーンという冷たい石も、ヒーリングに使います。

「補瀉」(ほしゃ)という考えがあり、
エネルギーが足らない部分は、栄養や刺激をもってそれを補いバランスをとります。
エネルギーが過剰なときには、その過剰部分を捨ててバランスを戻すんです。

陰陽との概念とは違うようにみえますが、
ちょうどいい中道を通る。

一方が氷の道で、一方が灼熱の道。
ならばその真ん中がちょうどいい。
そのようなところに生命が成長し維持しやすいところを見いだせるわけですから。

エネルギーが過剰な部分がある方は、クールストーンで過剰なエネルギーを捨てると元気になれるんです。
そのような方の脈を診ると、気の流れが速く脈管も硬い感じがするでしょう。


でも、とりあえずエネルギーが足らないほうが、病への滑り落ちがしやすいので、
そちらにいくのを防ぐ意味も含めて、一般ではホットストーンの利用でいいかと思います。


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余談ですが、たしか先だって「ぶらり散歩旅」をみていたときだと思いますが、
スーパーカー焼いも』という、やきいも屋さんが紹介されていました。

石焼いもは、小豆大の砂利で暖めるものとおもいきや、
そちらでは、水晶(クリスタル)のタンブル(小石)で焼いもを加熱。
それがねっとりとした他にはない焼いもの仕上がりをだすそうなのです。

使い込まれた水晶の小石がじゃらじゃら入った窯で焼かれたお芋。

それが石とは違う焼き上がりだということを耳にした時、
様々な鉱物等を加熱素材として調べれば、
人体の改善へ繋がる特別なものも見つかるのかもしれない。
そのように感じました。

アメリカのホットストーン関係の一部の本では、
各鉱物素材によるスピリチュアルな効能について紹介しているものもあります。



Hot Stone and Gem Massage (英語)

それを加熱したときホットストーンの注熱素材として、どのような効能を発揮するのか。

そこまでは私が入手した本には書かれていないんですよね。
コスト高になると思いますが、
余力があれば、他との差別化のため試行錯誤していこうと思います。