施術と身体の使い方について

施術で身体の変化を生み出すということはわかりやすいでしょう。例えばそれは関節などにできているしこりを解除してあげることにより血液やリンパ液の流れを正常な量にしてあげるなど大変物理的な変化が見て取れるからです。

次に身体の使い方。身体の使い方は、16歳前後ですべて身体が成熟していったと同時にそれ以降16歳までにえた運動の仕方のパターンを繰り返してつかってたい処していくというパターニングに陥ります。そして身体の使い方のほとんどが個人差は大きいにせよ荒く非合理的な使い方になっています。運動をするときに最小限の労力を使って最大限のパワーを生み出すことを合理的と考えてください。例えば立つことをサンプルに考えてみましょう。骨というちょうど家出いえば大黒柱がまっすぐ積み上げられていけば非常に楽にからだを支えることができます。60Kgのコンクリートのポールを持ち上げるのは非常に重いですが、コンクリートのポールを一度垂直に立ててしまえばそのポールを立たせるのはちょっと手を添えて僅かにバランスを整えるために支える力が必要なだけです。またはしっかりと垂直に立たせることができればたまごでさえも一度立ったら揺らされるまで立ちっぱなしの状態を造れます。いわんや人のからだも同じ。合理的に立ち上がることを覚えれば、体を支えるのに今まで使っていた浪費していたエネルギーはなくなりますし、その体を支えるために筋肉のしこりを造っていたというパターンからも解放されます。