レントゲンビデオの衝撃!!

先日クライアントで整体学校に通われている方より、学校での勉強で撮影されたレントゲンビデオをお見せいただきました。
感謝!!

それは通常レントゲンというものは”写真で見るもの”という、静止画像としての動きのない世界が僕の頭の中のイメージ。
それがその頭から骨盤まで下にチルトダウンしたカメラアクションによって映された画像に驚きました。
”生きている骨格の動き”がそこにあったからです。

日ごろ「骨が体を支えるための大黒柱の役割をしていて〜」と説明をしていても、なかなかその骨がスムースに動いている姿をリアルにイメージできていなかったのだな、ということをつくづく思い知らされました。

以前に仕事で3DのCGで人体の骨が動くというアニメーションを15秒程度作成したことがありました。
そのときはこんな感じで動いているんだろうな、という想像して造ったんですがその動きが実に今考えれば、骨と骨との連携がうまく決まらず、重力の係り具合も不安定なもので、実際の人体のイメージとは細部を詰めてみるとかけ離れたものでしかないということを思い知らされました。
そのレントゲンビデオを見せていただいたとき、かなりショッキングなことと密かに受け止めていたのですが、それ以来不思議なことがありました。
今まで以上にクライアントの方の体の中にある骨格のイメージがリアルにつかめるようになったということです。そのビデオを見る以前と見てからでは、私の頭の中の骨格に対する理解力や外側からみたときに獲得できるその情報量がまったく違いました。こうも違うものなんですね。。。

ワークをされている先生方は一度そのようなビデオを拝見してみるとよいでしょう。また、身体訓練法をマスターしなければならないダンサーやアーティストの方々も同様に、大変身体内部のイメージをリアルに固めるためにはすばらしい経験となるはずです。
またこれから私は真剣に体の使い方をトレーニングしていこうと考えていますので、そのイメージを持つことが最大の助けとなります。そのときに自分の体内の骨格のイメージを動きを伴って理解していくことができるようになりましたから。今までは体の中で骨の存在がなかなか感じ取れなくって、ちょうどブラックボックス的な個所があったんですが、その個所がクリアに理解できます。

すごくこれはおもしろいことです!!