顎関節のストレスは緊張を現す

ワーク中、静かなカウンターストレインで頚椎周辺の筋硬化をゆるめていると、顎関節にストレスが強い方は、歯をガチガチガチガチィと無意識のうちに打ち鳴らします。歯ぎしりとはことなる反応です。タッピング音・・・でしたよね、たしかこれって。
調整されている方はおそらく睡眠中で気づかないでしょう。
顎関節の周りの筋硬化が緩みだすとタッピングは消えます。

そのとき注意深く観察していると左右の歯のタッピング音の違いが読み取れます。
顎って本当にストレスをためやすい場所なんです。
精神的な反応もよく出るところです。身近なところでは、緊張したら歯を食いしばっていたっていうこと、ありますよね。

「顎が常に左右が整えられて筋硬化がなければ、精神的にも肉体的にもよいコンディションである」とみなします。
強引に見えますが、写真でクライアントの身体状況を読み取る訓練をしていたときは、いい判断材料です。ちなみに他にもいくつもチェックポイントがあるんです。

余談ですが、性格の善し悪しは、過去の経験など通ってきた道筋が大きな影響があって、顎だけでは読み取れません。(僕の場合)
それをチェックするときは腹部やみぞおちの硬化したパターンも一つの判断材料。
そこをみると、この人はおこりっぽくて危険だ、とかは感じ取れてびくっ!!って身構えるときがあります。

でも親しくお話をしていくと、そんな感じはすぐ払拭されるんですけどね!