日本科学未来館を訪ねて

いまこの日記を書いているのは、
日本科学未来館http://www.miraikan.jst.go.jp/index.html)です。

5Fにある生命科学のコーナーに、
人体模型のとても優れたものがあると聞いていたので訪れました。

MRIなどの写真もありましたし、
サイバーヒューマンというとてもエキサイティングな映像もみることができました。
でもやはり一番感動したのは、人体模型です。
模型には《人体を横に輪切りにした断面》と《頭部を輪切りにした断面》があります。

写真でそのような断層写真を見つけることは、
インターネットをしたり、医学書書店に行けばできます。
ですが書籍ではリアルに観察できる模型での実感はありません。
それが模型で自分の手にとってなぞらえてチェックをすると、
筋肉の太さのサイズや筋肉の層が重なっている様子など直感的に理解できます。

そして頭部の模型ですが、これは頭蓋仙骨治療を学ぶ前に見ておきたかった。
というのは頭蓋仙骨治療の専門書をみてイラストなどとてもよくできているのですが、
直感的にぴんとこないんです。
それが今日模型を観察してみて、
頭の中がずいぶん整理できました。
頭蓋骨の縫合部分の切り込みや斜め方向の入り込み、
側頭骨の重なり・・・。
これが直感的にブロックのように視覚的に認識できたのは大きい。

すばらしい経験ができました!!

そして一応デジタルカメラで写真をとってみました。
後ろからボランティア館員の方に「あんなものを写真に撮る人がいるんですね〜」
とぼそっ、といわれながらの撮影。
けっこう恥ずかしかった。^^1

ほかにホンダのロボットのアシモ・デモンストレーションショーも観れました。
ロボット工学も本当に精巧なものになったのですね。
実際に目で実物を見たときの感動は深く記憶に刻まれます。

それにしてもインターネットが使い放題という、この科学未来館
かなり居心地がよいところです。