テレビのスポーツ観戦をして

テレビをつけたらボディチェックをさせていただいた
プロスポーツ選手が活躍中でした。
たまたまその選手のビデオをいただき、
それを見てみようと思っていた矢先でした。

「おぉ!ラッキー」と思って喜んでいのですが、
その日は特に乱丁で途中降板。

その選手は身体能力的な素質は光り輝いているのですが、
その素養をうまく発揮する能力を身に着けることが必要なのかもしれません。
もとが常人とは違う大きなエンジンが積まれており、
微妙な指先のかかりや肩の入れ込みなどの誤差でも
投げられた後はまったく別の方向へいくのでしょう。
いい球を投げているときには、肩甲骨の落ちがよいように見えました。
歯を食いしばって投げるときに、奥歯だけ食いしばると起立筋が硬直します。
それにより背骨が硬く柔軟性が失われます。
とても強く食いしばって投げるのが印象的な選手なので、
そのあたりの状況はどだろうか・・・と思いました。

動きの研究をした際のこと。
歯の食いしばり方を微妙に変えるだけで、
腕の触れ方のパターンを変えることができる、
というエクササイズをして気づきました。
歯のかみ合わせ方、食いしばり方、
あご先を前後左右にずらす感覚、額関節をずらす感覚、
舌を上あごにつける、下あごにつける、
などなどいくつものパターンを試してみて、
地道に動きを観察していくというものです。
他人に見られても微妙に1〜5mm程度しか実際は動かしていないので、
じーっとしているとしか思われないです。
ですが体内の筋肉の動き方のパターンは、
明らかにかわっていっていると感じられています。
呼吸のしやすさと筋内に力みなく力が残らず適切に外へ抜けてきっているかなどもよい指標です。

他にもその方の投げ方でこの点はどうなのだろう、、などと、
素人的発想でいろいろと思いをはせておりましたら降板となりました。

テレビで放映されるときに、
よい活躍ができれば最高にうれしいですが、
逆の時にはへこむことでしょうし悔しいでしょう。
プロの選手は、大変なお仕事ですよね。

次の活躍に期待してます!!