孫式太極拳に少し興味あり

太極拳といっても、
いくつかの種類がある。

陳式太極拳太極拳の源流:激しい動きが特徴)。
楊式太極拳(世界で最も学ばれている柔軟な動きを主体とする)。
そして孫式太極拳()。
[他にもいくつもの太極拳があるがここでは割愛m__m]

私がかつて気功の先生からちゃっかり教わったのは『楊式太極拳』。
連綿とした流れるような動き。
太極拳といえばこの楊式を連想するだろう。
だがもともとその源流は陳式太極拳で、
地を這うほど身を一瞬にかがめたり、
空中に飛び上がるなど動きの早いものだった。

それをより誰もが学びやすくするために、
楊さんという先生が考案した楊式太極拳をベースに、
48式や24式などの太極拳の型を編纂された。
だが簡単に見えても24式を学ぶだけでも奥が深い。
なかなかマスターするには到りにくいものです。
既に体のさばき方の要点を知らなければ多くの方が頓挫しかねません。

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私の体の動きのエッセンスは、
太極拳から抽出したものが多くあります。
お客様に『体の使い方を伝える』その過程で、
一緒に簡単な太極拳なぞ学べればなぁ〜という夢があります。

そのような折、
先日『孫式太極拳』を紹介した本を見つけました。

孫式太極拳の概要を把握すると、
老若男女実践しやすい内容のムーブメントでした。
楊式よりもやさしく学べるかもしれない。

僕は、
動きの妙技を魅せることにこだわるよりも、
汎用性ある基礎的な動きを丁寧に繰り返す。
そのことに重きを置きたいと思います。

基礎的な動きが確実にできれば、
応用編で飛躍できます。

基礎があやふやではいけない。
結局はシンプルで良質な動きの要点を身につけることが、
確実に自身の健康を保証してくれるはずです。

健康を維持するための重要な条件として。
姿勢を正す意識の持ち方などの基礎を身につけておこと。
他にもいくつもの体を動かすマニュアルがありそれを実践すること。
それを知らずに体に負担がかかる動きをすれば、
本人が気付かないうちに体にしこりを造ったり、
筋や内臓などを痛めるのです。

その実情となぜそうなるのか種明かしを知るものは、
それを知るが故の歯がゆさを感じます。

孫式太極拳のやり方を伝えるときに、
その動き方のノウハウを入れて伝えられれば面白い。
ちょっとだけそちらに可能性を感じています。