アンケートの『左肩こり』について

ボディワイズのアンケートページより。


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左肩こり
3ヶ月前から急に左肩こりになったが全く理由はわからない。
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原因はどのようなものであるか?


□オーバーユース

使いすぎです。
本人が気づかないオーバーユースもあります。
たとえば右手でマウス作業しているとき、
右肩が上がり気味になる。



すると左肩が右肩に比べて低くなる。
頭は高く上がった方の側へ倒れます。
頭が右側に倒れすぎないように左肩や左首筋が支えます。
結果的にオーバーユースによる筋疲労が起こります。


その事実に気づかないときには、
疲労して乳酸がたまり弱った肩の酷使を続けます。
注意が必要です。



□ヘッド帯内臓の不調が体の表面にでている場合

http://bodywise.hp.infoseek.co.jp/hhpp/headtai.htm


□左胸部の硬化・萎縮
肋骨部分が右側と比べると狭く縮んでいる
胸式呼吸をしていても右に比べて左胸は動きが少ない。



□左側内臓が硬化している注意:左側内臓部分は右側よりも硬くなりやすい。

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余談ではすが知っておきたいこと。


左肩が下がっているとき。
それが多年続いている、または現在思春期以前であるとなると、
左側顎関節のずれ、左右の側頭骨のずれなどがおこります。
顎関節症ですが顎関節だけの問題ではありません。
頭蓋骨自体のゆがみも発生しています。


まずセルフチェックをしてください。
左右の肩が地面に対して平行か?
肩は撫で肩近く首がすっと立っているか?
など基本的な観察を行いましょう。
もしずれが大きければ早めにヨガ・操体法など
自分で最適と思えるエクササイズでセルフケアをすること。


また専門的になりますが腰椎5番(と仙椎1番)。
ワークのときに手を気を静めながらおいてみると、
その腰椎5番の律動性を読み取ることができます。
その律動が乱れているとき、
体調改善が起こりにくい。
体全体の体液の流れや動き、
呼吸の状態がよく現れる場所です。


ワークでは仙腸関節の動きと合わせて、
腰椎5番の律動をみています。


その箇所のリリースへといかに合理的に導いていくか。
この作業が難しいものなのです。
(重要な箇所だけあって訳のわからない人が触ると危険)



これが叶うと体改善のための第一ステップをパスしましたね、
といえるのでしょう。