『ねずみを捕る猫がいい猫』

けだし名言です。


自分にあったものかどうか?
というのは結局は自分の目の上のたんこぶのネズミを捕ってくれるかどうか。
そういうものだとおもいます。


ときたま
『これはね。すごい施術方法なんだよ』
ということが書かれている本があります。


でもプロでやっていこうとするものは、
なんでそれがすごいのか?
徹底的に分解してしまう。


すごい部分は素直に認めます。
すごくない部分も素直に認めます。
今の自分にとって必要かどうかを、
額面通り受け取ることはありません。


黒と白に分けただけの見方では仕事にならないんです。
世の中のたいていのものって入り組んでいるんですよ。


人の頭って、
白黒の2分割で考えやすいものです。
せめて4分割にするといいでしょう。


で。
紙にマトリックスを書いていく。
それをひたすら埋めつくします。
ざっくりと要素分析をしていきます。
するといろいろわかっていくんです。


それの得意や苦手も。


そして自分が何が必要かを理解しています。
だからそれとすり合わせてみます。


そうなるとそれが、
うちのネズミを捕ってくれるかどうかわかります。
そこで始めて『おぅ。俺に役に立ちそう!』と判断。


第一印象で直感的に役立つかどうか、
インスピレーションも大切です。
ですがこの手続きを踏む習慣をつけていると、
インスピレーション精度が上がっていきます。


このような見方をする者同士は、
とてもかみ合うんです。1(^。^)1


互いに自分を持っていて、
互いにどこへ向かいたいか知っている。
すると内容の濃い話し合いができます。


『ねずみを捕らなくてもいい猫のようにいう人』もいます。
相手の話がうまいとついついごまかされちゃうんです。
そういう方々は白と黒の大雑把な言い方をしますよね。
『これこそ最高の治療法だ』というのもアバウトです。


そのときにはちょっとだけつっこんでみて、
対応のようすを観察してみてくださいね。
そこからが真剣勝負かもしれませんよね。^^1