日々報道の事件に考える

図書館で『荒俣宏日本妖怪巡礼団』を見つけた。
東京散歩マップの副読本となればと思い、
なんとなく借りた。

ですがページをめくっていくと、
ただならない妖気。

読み進めていくとかなり怯える私。^-^;
過去の事件から来る人間の持つ怨念や悲しみ。
エピソードを史実から紐解くと切なく身震い。
その妖気が漂う日本各地を巡礼して訪れて合掌。


だが最近テレビのニュースを見ていると、
信じられないようなことが多く放送されている。
実はよく考えてみると昔にあった恐ろしい事件、
そのようなものと同様なことがらが起きていた。
それも毎日のようにです。。。


いったいどうしちゃったんだろうか?


ヒトを陥れたり殺生すれば、
地獄という暗い苦しい世界に行かなければならないといわれた。
その話を聞いて夜中にトイレにいけなかった。
闇の中が怖くてしょうがなくなった。
だから自制心だって強烈に持つことが出来た。
だが暗闇が消え明るい蛍光灯の下ではなりをひそめてしまう。


でもそのようなことは迷信だというのであろうか?


私の友人にスピリチュアル系に強いヒトがいる。
多くの人たちが極端な肉体的疲労を感じている。
大勢の人が集まる場に行くと、
隣の人が自分の体の疲れを癒すために、
エネルギーを吸い取っているのを感じるという。
電車で疲れた感じでもない女子高生が臨席に座ると、
友人は一目散に逃げ出した。

私には友人のようなエネルギーのやり取りを視覚化する能力はない。
だけど姿勢分析能力は職業柄ある。
だからどのような体の部分が硬化しているかは外見でわかる。
心のストレスや機能的に体が使えていないことなどが原因で、
その結果エネルギーが浪費されたり漏れ出てしまうようなもの。
その様子を外側から無意識のうちに観察している。

意外に一致するんですよね。
私と友人の見て感じているものが。

エネルギーは高いところから低いところへと流れる。
例えば熱エネルギーで考えるとわかりやすいだろう。
熱玉を冷水に入れれば、
熱は奪われていく。

ヒトとヒトも物質的な存在だから物理的なエネルギーを持つ。
そこのエネルギー交流という目では見えないもののやり取り。
熱だって電気だって目に見えない。
同様な目に見えないエネルギーがあり
ヒトはそれをやり取りしている。
そういうものだそうだ。



脊椎両サイドの筋肉の緊張が強くてみぞおちが硬い。
呼吸が浅くなり代謝が低下している。
それにより自律神経系等がコントロールできないし、
感情も体によって操られてしまっている。

体の起立筋が硬くなりすぎ腹部内臓の硬直化が進む。
するとなんだかいらいらしあたりちらしたくなる。
悲しくなったり、
不安感が湧き出る。
自分に余裕がない。
だから人のことをかまうことも出来なくなる。
これは極々生理的な現象です。
自分では何らかの理由でイライラしているが、
あとになるとそこまでイライラしなくてもいいレベルだと思う。
だけどその場ではむしょうに感情が煮詰まりしゃくに触る。

憎しみや憤りの感情が抑えられない。
普段やさしい人間もこうなるのです。

だから衝動的な行動が恐ろしい。

このような肉体の極限で起こした事件があるならば、
もし体がもっと柔らかくしなやかでありさえすれば、
起きなかった事件もあったかもしれない。
最低限肉体疲労で自動車事故を起こす率は減少するはず。
心や体の軽やかさを味わうことが出来るはず。
自分の感情と理性が一致する。
魔がさすことが起き辛くなる。

もし自分の体を改善していくすべを、
すべての人が持つことが出来たら。
そうしたら世の中は少しだけ変わるのだろうか。
そうなった世の中を覗いてみてみたい。

どんな世界なんだろう。。。