体についてのどこぞで聞いた名言。
『体の躍動感がかなり失われているときには、
世界から受ける印象も生じる反応も少ない。』
『体が生き生きとしてくれば、
それだけ現実を鮮やかに感じ取り、
積極的な反応が起こってくる。』
『誰でも経験があるように、
生き生きとした感じがあるときには、
世界をくっきりと感じることが出来る。
一方、抑うつ状態では世界は色あせたものになる。』
自分の体と触れ合っていなければ、
世界の現実とも触れ合っていないことになる。
体から離れたところに感情は存在しないといえるだろう。
肉体という快感や苦しみ感情をさまざま感じながら生きている生命体。
非現実的な目標を追及し幻想に囚われたり、
自我ではなく真我にまで至る信仰をもたなかったり、
地面にしっかり立つことができなかったり。
そのような場合には、
生身の肉体を再確認するといいようです。