先だってテレビのニュース番組の特集で
銚子鉄道の再建ドラマを観ました。
ちょっと感動しました。
銚子鉄道は廃線の危機となり、
それを救ったのが『ぬれせんべい』だったそうです。
地域住民の足を絶やさないためにできることはすべてやる。
そのときの副業で製造販売したのがぬれせんでした。
その結果・・・・・。
本業の鉄道収益が13億で、
ぬれせんべい収益が18億。
副業のぬれせん製造販売が本業の収益を超えた。
だがやはり鉄道が本業。
本業を続けるため副業をがんばる。
非常事態だからではあるがそのような商売の仕方もあるんですね。
銚子鉄道を続けたいという悲痛な気持ちで
職員がホームページに書いたメッセージが多くの人たちに届いた。
銚子鉄道を愛し守りたい一心だったのだろう。
その情熱が共感を呼びぬれせんを買うことで
気持ちを伝えた。
注文の備考欄に暖かいメッセージが書き添えられていた。
そのテレビのキャスターも感動して
『日本もほんと捨てたもんじゃないですよね』としきりに言っていた。
本来は本業で利益が上がれば申し分ない。
でも世の中には利益が上がらないが必要とされる仕事もありますよね。