首が緩み肩が楽にするための解放箇所、上部肋骨

肋骨上部をリリースするといいようです。
同時に頚椎も。


この部分は素人の方が安易に触るべきところではありません。
骨折や筋肉内の内出血などのリスクがあるためです。
私はここを安全にリリースする方法をさまざま探り
身内の人体実験を繰り返した末に編み出しました。


多くの人にこの部分にかかわる
コンディションに問題があるようです。
骨盤がちょっとでもずれているだけでも
この部分には予想以上の硬化現象が起きますもので、
歩き方や立ち方に少しでも利き足側に負荷が多いならば
硬くなっていることが多いようですね。
これは靴の底が左右削れ方が違ったり、
後ろ側や外側ばかり削れていれば利き足ができてしまってますので、
その場合にはほとんどの方に頚椎や上部肋骨部分に硬化がある。
もちろんその度合いは個人差がずいぶんあるんですが、
慢性的な首こりや呼吸のしにくさを感じたり、
疲れてくるといきなり思考がぼーっとしたり。
そんなことが感じられるときにはこの部分を
観てみてください。


頚椎や上部肋骨部のこわばりしこり化した部分を解くと、
首の筋肉を強く圧迫することなくゆるむ。
ときとして驚くほどゆるむんです!


首筋の筋肉は急所です。
細い筋肉が縦横無尽に走る。
細い筋肉ほど痛みが強烈ですし、
同時に隣あう筋肉と骨化し一体化する。
解かねばならない部分ですが
強く押すことは忌避事項です。
だから安全性の高いカウンターストレイン
頚部等に圧をかけずに解く方法を選択していた。
それはそれでよい成果を収めていました。


でも。。。。。
今までカウンターストレインでリリースしていたときの
解放具合と比べると3〜5倍もゆるんでいく感じがある!


それは私的には実にすごいことなんです。


頚椎と上部肋骨部分を解くとそれ以外にもメリットがあるんです。
結膜炎や大脳や小脳のうっ血、中耳炎、咽頭炎、へんとう炎、
副鼻腔炎甲状腺炎、気管支炎、食道、肺上部、心筋炎、
上肢の神経炎などにかかわってくることがありますので。


もし詳細をお知りになりたい方は
書籍「ハンドブック チャップマン反射」をごらんください。