オステオパシーの祖、ドクター・スティル

今日は私も夏休み。


渋谷の渋谷医学書センターへ。
「※8/31(日)をもって閉店いたします」とのこと。
ときどき利用させていただいていたため残念です。


医学書は高額商品の部類に入るでしょうが、
利益率が多少よくても量が出ないですから。


ちなみにそちらで私がアマゾンで注文をしている本を見つけました。


オステオパシー・スティルテクニック・マニュアル 第2版』という本です。
でも納期が8/24日以降でして。
早くほしいのですがこまったものです。^-^;



ちなみにこの書籍はA.T.Still(アンドリュー・テーラ・スティル)という
オステオパシーの開祖の珠玉テクニック解説本です。


オステオパシーに関心がある方でなければぴんとこないものですが。


彼自身は医者です。
ですが3人の息子の病死により、
医学では治せないものがあると考えた。
それからの十年間人体について研究し、
病のよりよい扱い方を見つけだしました。


筋肉や骨格の仕組みが、健康や疾病に重大な役割を果たすと考え、
もしそれら筋肉や骨格に適切な刺激を与えることが出来るならば、
健康を維持することが出来ると考えた。
その考えに基づいてオステオパシーの手技を考案したわけです。


だが当時は医師がオステオパシーの手技を用いた治療は異端です。
そのため同僚や患者に理解されなかったそうです。


だが自らの信念でオステオパシーを広めるため全米を回りました。
そしてミズリー州カークスビルの地に治療院を置き、
そこには全米中から彼の治療を求めて患者が集まり、
辺境の地にホテルや食堂ができるまでになりました。


そういう人物がオステオパシーの源流なんですよね。

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そして渋谷から歩いて自宅まで帰ったのですが、
途中、目黒の大鳥神社に寄りました。
お参りをさせていただき、
石のベンチに座り一時間ほど施術書の精読。


それにしても多くの方々がひっきりなしに
お参りに訪れておられました。
一人でお参りしていた人が多かったかな。