身につくまで修練・訓練をするかどうか


身につくまで修練・訓練をするかどうか。
そこが欠けては元も子もないことがある。


公演などでものすごい感動的ないい話を聞いたり、
本やセミナーで有益な情報を仕入れたとき。
施術家同士が施術を後ろで拝見したとき。


「これはいいですね!参考になりました」という。


だけど好学上の参考になったとしても、
身に着けるまでには修練が必要だろう。


技術や姿勢を身に着けるため熟考し修練していく。
そのような過程を通してのみ役に立つようになる。


たとえば念願のセミナーを受けた。
それで満足してしまってはいけない。


わかったということとできるようになったということは違う。


達者な先生のセミナーを受けることができれば気を引き締めてくれる。
それはその技術を身につけた先生の
気合が詰まった生き様が覗けるから。


つらいこれからの訓練を乗り切るにはよい前例として受け入れられる。


同じ人間がここまでできているのだ。
自分だって努力すればできるはずだ。


そのような気持ちにさせてくれる。


だからこそ金銭を支払ってでも一流のそばにいて学ぶ機会を持つように。
そのように勧める人もいますよね。


書籍との縁をいただいたときも人との縁をいただいたときも、
そこから先の身を働かせてやれるようになるまで修練すべき。


そこを一歩踏み越えて進むかどうか。


情報を得て知識を増やしただけでは実ることはない。
知識を得て修練して身に着けるというサイクル習慣を持てるといいですよね。


以上、私の自戒の思いでした。m__m;