温熱療法の体験レポート:転載

ボディワイズにお通いいただいているお客様に、
アイロンこてで体に熱を注ぐ療法があるので
関心があれば、ぜひに、とお勧めいたしました経緯があります。


するとそのお客様、早速関連する本を取り寄せました。
注熱でガン・難病が治る―三井式温熱治療のすべて
注熱でガン・難病が治る―三井式温熱治療のすべて
著者:三井 と女子
出版社: 一光社 (1998/07)


自分でアイロン療法をするにしてもどれほどの温度設定にすればいいかなど、
一度、その道のプロにしていただかなければわからないため、
実際に三井式温熱治療という温熱治療をしているところへ。


そしてそのときに体験したことを詳しくレポートしてくれました。
(大変貴重な情報を感謝しております)



・----レポートここから-----・


『先日、三井温熱の診療所に行ってきました。


やはり噂通り、通ってきているお客さんはみんな口々に
熱い、熱いと言っていて、最初はちょっと引きましたが。


どのくらい熱いかと言うと・・・
気持ちの良いところは暖かいやわらかな温度ですが、
悪い個所になると「熱したフライパンをいきなり押し付けられている」様な熱さで
ホント、熱かったです。天国と地獄を行ったり来たり・・・。
初回は、身悶えながら熱っ、熱っと大騒ぎでした。


でも不思議なことに何度も注熱してもらっていると熱くなくなるので、
ホント不思議でした。

私の場合、やはり熱かったのは、いつも鈴木さんに「ここが〜」と言われるところばかりでした。
右側の背筋、両肩甲骨の外側から脇の下、そして肩と首、おしり。
首、甲状腺のあたりは特に熱かったです。


自分でも悪いところがすぐにわかるので、熱いんですが、やっぱりという感じで面白かったです。
2回目は、足の裏や顔面、特に自律神経と眼球、左の耳をじゅうじゅうやられちゃいました。

診療所で扱っている器具の温度は86度だそうですが、市販用は70度設定だそうです。
人の熱さの反応は43度くらいで熱いと感じるそうなので、どちらの器具を使っても効果は同じと聞きました。
熱いからと言って低温にすると、じっくり焼いてしまって低温やけどをしてしまうので余計に危険だとか。
自分でやるときもできるだけ熱い温度にしてくださいと言ってました。
鈴木さんの言っていた通りですね。


でもなかなか難しいですよね。
人にやってもらっているのでフライパンを押し付けられても絶えてますが、
自分でフライパンを押し付けるには勇気が・・・。

注熱してもらった日はよく眠れて、ちょっとお気に入りです。
でも、パートナーはあまり効果が感じられてないようです。
やっぱり鈴木さんの言うように、注熱が効果的が感じられる人とそうでない人がいるんでしょうかね。

ちょっとご報告です。』



・----レポートここまで-----・


私、個人的にアイロン療法をして、左ひざ上のところを一度だけ低温やけど?をしてしまいました。
それはそれは、やけどって後々まで痛みやヒリヒリ感が残るんですね。びっくりしました。
^-^;


ただ自分でどれくらいの設定にしてみるとどうなるかを、
人にあまりやり方を詳しく聞く前にやってみると、
当然、失敗します。
そうすると、これは不注意にすれば気づかないうちにみんな陥るような失敗例で、
その失敗を体験することができるわけです。


一度失敗すれば、二度はしませんからね。




ですが一般的には、そんな自虐的なことをしても仕方ありません。^-^;


だから、こちらのお客様は実際にそちらのプロの方にしていただき、
私がしたような失敗もせず、
そしてとても効率良く自分にあった熱を注ぐと良い場所を教えてもらえたわけです。


大変、賢い!



では、なんでこれほど体の悪い部分に関連する皮膚エリアに熱を注ぐと、熱いと感じるのか。
詳細は、上記の本などに書かれているので参照していただくほうがわかりやすいのですが、
体の内臓や筋肉等が正常な状態ならば、体表には適度な熱があるものですが、
バランスの崩れた凝り固まった場所になり血流が悪くなって冷えたところは
正常な状態よりも熱が冷めている。


その冷めた熱が足りなくなっている状態のところに熱を注いであげることで
悪くなり凝固したような代謝不足となったエリアをゆるめ活性化してくれる。


最近では「冷えとり」のような体を冷ましてしまい体調不良を起こすことがあると、
盛んに本などで訴えている先生もいるほど。


個人的には温熱で熱を注ぐツールとしては遠赤外線ドーム型サウナなども好きだが、
アイロンこてのようなものを使うと、どの部分が熱が足りなくなった部位かが解る。
その部位に該当する疾患対応表?のような本書の絵をみてみれば、
自分の体がどのような傾向にあるのかわかりますから。
(注意:医療的な診断は個人でできるものではないから、詳細は医師に診察を受けなければなりません!)


そのような面で、こないだはこの部分が熱かったが、
ちゃんと熱を注いでたらまったく問題がなくなった。
そのような改善変化を感じ取れればうれしいだろう。


そして熱が注がれた患部は暖かさを取り戻します。


そうなると「しなやかな張りのある筋肉」という
とても若々しい筋肉へと、変わっていくのですよ。


もんだり押したりしなくても、
熱を注ぐだけでこんなにゆるゆるになるのかって!
活気的。


そのことを私も体験しているから、人に薦めたい。


勇気がある方には自己責任の原則に則って、
がんばって研究して欲しいと思っております。