本日は神田神保町の三省堂書店で
「オステオパシーの内臓マニピュレーション」という本を購入。
一般の方が参照するものではなくて、
解剖学的知識と施術経験を有していることが前提の専門書です。
最近は所有している本を少なくしていこうとしているのですが、
この本は別格でした。
これぞ、知らなきゃ、絶対に対処できない内臓へのアプローチのノウハウが、
多岐にわたって紹介されている実践書なんです。
オステオパシーにて学べる内臓マニュピレーションの専門書には、
以下のものが以前より知られていましたし、
私が読ませて頂いていたのも下記の本でした。
書名:内臓マニピュレーション
Dr ジャン・ピエール・バラル, D.O. ピエール・メルシェー,D.O.共著/Y. カースティン訳
出版 ジャパン・オステオパシック・サプライ
定価 13,650円(税込)
書名:内臓マニピュレーションII
Dr ジャン・ピエール・バラル,D.O.著/ユキ・カースティン訳
出版 ジャパン・オステオパシック・サプライ
定価 13,650円(税込)
その上記の2冊の本を購入するには、
それだけで3万円弱の出費でしたが、
それでも喜んで購入したい内容です。
それが、、、
この度のガイアブックスから出版された
『オステオパシーの内臓マニピュレーション』は、
5000円(消費税含まずの価格)です。
ガイアブックさん、ありがとう!!
今の私には、泣けるほどにうれしい価格帯でした。
これが数万円もするとなれば、
今はかなりいい本でもスルー。
待ちに待ったといったところ。
いつまで、待つんじゃい!と。^-^;
各臓器の解剖学・生理学・病理学を
イラストを付し概要的な解説がなされています。
上記の本に共通する点もバラル博士のテクニックを取り上げてくれているのでたく多く、
チャップマン反射点治療やその他に
クチェラの循環および反射治療やフィネットとウィリアムの筋膜治療が紹介されている。
多岐にわたった施術法の網羅により、
各臓器の理解を確実に深められます。
私が初めて目にするような技術も多数あって、
この本を学び実践出来るだけの修練を詰めば、
かなり体の改善の近道を進めるようになろう。
そんな期待を持つことができます。
施術テクニックの手順や治療についての解説は、
本当ならばこれだけでは足らないところだろう。
そうは思うものの、
まだ本書を使いこなしているわけではなくて、
成果は出せていないものの衝動買いではなく、
これは買うしかないよと思わせてくれました。
私個人にとりまして、
存在感のある本です。
とてもお買い得感がありました。 ^-^)
アマゾンでの紹介は次のようなものであった。
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内容紹介
ヨーロッパの第一線で活躍する著名なオステオパスによる内臓マニピュレーション専門書。
腹部の機能障害を徒手で治療する際に最もよく使われる4 つのアプローチを成功に導く方法を解説する。
第1 部では、オステオパシー界の巨匠たちが開発した基礎原理や診断と治療のテクニックを概観。
バラルの内臓マニピュレーション、フィネットとウィリアムの内臓の筋膜治療、クチェラの循環テクニック、チャップマンの反射点治療を詳説する。
第2 部では、器官別に解説。オステオパシーの検査や治療テクニックを示した“動作”写真のほか、
解剖学、生理学、病理学に関する詳細な情報も含まれる。
この一冊で、主な概念が一目でわかる。
理学療法士、オステオパス、カイロプラクターにとって、日常業務に役立つ臨床ガイドとして必携の書。
また、広い範囲をわかりやすく説明しているため、内臓マニピュレーションを学ぶ学生たちにとって理想的な教本。
内容(「BOOK」データベースより)
オステオパシーの基礎原理とテクニックを概観。
解剖学・生理学・病理学・オステオパシー医療・検査や治療法を、臓器別に詳説。
160枚以上の動作の写真に矢印をつけ、さまざまなテクニックを紹介。
さまざまな器官の顕微解剖学や局所解剖学をイラストで紹介。
探しやすく、見やすいように、実践的なヒントやメモを随所でハイライト。
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そして、
出版元のガイアブックスのページをみたら、
こちらのほうで、とても詳細にわたる目次を参照することができた。
関心がある方は、ぜひご覧いただければと思います。
http://www.gaiajapan.co.jp/index.html (ガイアブックストップページ)
http://www.gaiajapan.co.jp/scb/shop/shop.cgi?No=714 (ガイアブックス『オステオパシーの内臓マニピュレーション』の紹介ページ )
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余談ですが、
臨床現場で生まれた医学気功
という本も同時に購入。
こちらは、気功で次のようなものへアプローチする内容があって秀逸。
自律神経失調症、不眠症、神経症、うつ病、慢性疲労症候群、高血圧、
メタボ対策、慢性気管支炎、慢性呼吸系疾患、慢性いいえん及び消化管疾患、
変形性膝関節症、脊椎疾患、腰痛及び坐骨神経痛、免疫系および内分泌系疾患、癌(悪性腫瘍)
気功の功法は即効性が期待されるものではなく、
こんなもので効くのかなと一般の人が思うもの。
でも本書のタイトルの一部に当たる「臨床現場で生まれた」というところに心惹かれています。