新たに手に入れたベン石温熱器についての解説

下写真は、新たに手に入れたベン石温熱器。
新しきベン石温熱器.jpg

 


■ 充電機能がないベン石温熱器だが、ベン石のヘッドによる保熱力でコードレス状態を10分間ほどカバーできる!

こちらは充電機能がないため、コードをつなぎっぱなしにして利用するがあるのかと思いきや、
ヘッドのベン石が大きいため、ベン石のヘッドが保熱力が優れているのです。
十分な加熱をしてから電源コードを外せば、
10分間はコードレス状態で施術に用いることができます。

当初より、そうやって使えるのではと考えていたのですが、
その通りでした。

 

 


■ 新たに手に入れたベン石温熱器は、着衣のままでのセッションでもフル活用できる!


新たに手に入れたベン石温熱器は、
そのまま皮膚につけるのは危険なほどの高温加熱が設定できるため、
使い慣れていなければやけどの危険がありますから注意が必要です。


ですが衣服の上からベン石の温熱器を使うと熱量がちょうどいい。


温度管理は気を使うことになるが、
ヘッド部分のベン石の温度が弱くてはホットストーンとしての患部の炎症を軽減させる力が弱い。
そうなるとホットストーンを利用する魅力が薄れるのです。

以前に購入したベン石温熱器では、
ベン石温熱器s.jpg
そうなると{「皮膚に直接的に押し当てる」しかなかった}のですが、
女性のお客様のときは、あまりそこは適さないため弱い熱量で推し進めるしかない。


考えてみれば、ホットストーンを使う前提は衣服の上からという概念ではなく、
皮膚に直接刺激を加えるアプローチなのです。
ホットストーンを使ったセッションのビデオ映像をみると、
エサレンマッサージで少し学んだ半裸かスポーツブラや短パン状態のお客様へのセッション。
そこで気遣いを必要とするタオルワークを学んだ記憶があります。

タオルワークには細やかな気づかいが要求されるため、
極力そこは敬遠しておきたいと願っていた次第です。


ただ、ベン石は皮膚にこすれた時に超音波が出て筋弛緩を促進させるため、
オイルを塗って滑りをよくしていくようにすると最大限のベン石の強みが発揮できます。
香港や中国のエステサロンでは、まさにそのようなやり方でセッションをするものです。
だから正当なやり方だということができるでしょう。

そして以前に購入したベン石温熱器は、
軽くて使っていて肩がこらず扱いやすい。
そのため女性にはうってつけでしょうね。

私見ですが、そのような感想を持っております。

 

 

 

ですが私の施術は、着衣のまま効果を上げていきたい。

そうすることでも、多くのメリットがあるからです。

たとえば、
ベン石温熱器を使ったセッションの講習会を開くとき。
着衣のままでも十分な成果があるというのは魅力です。
時と場所を選ばずに、セッションがしやすくなるので。


私は今までのお客様へ対しTシャツやもこもこした服を着ていただいたままアプローチしていました。
お客様も、私もそうしたほうが気を使わなくていいのです。

無用な気づかいを助長させる皮膚露出は少なくしたいです。


ただ私が以前に購入したベン石の温熱器は
熱の高さは設定を強にするといいのですが、
ベン石の大きさと重さから機器自体のウエイト圧が軽めです。
ベン石温熱器自体の重みによる圧力が、
私の求める作業には足らずに苦慮していました。

 


ベン石の温熱器自体が軽量であるため、
着衣の際はベン石の温熱器をぐいっと私の力で押さえつけ熱の通りをよくするしかない。

ですが押さえつけるにも、絶妙な一定の力をキープできるものではなく、
ぐらついた圧になってしまうため、受ける側の違和感や不快感がでます。
そうなると筋膜は滑らかに緩んでくれなくなるのです!!

困ります。

 

そこが大きな課題のひとつでした。 新しきベン石温熱器 小画像.jpg

その点も、新たなベン石温熱器では、だいたいクリアできるようです。

今回の新たに手に入れたベン石温熱器では、
ヘッド部分のベン石が大きく重さが十分で、
加熱力が高いため、着衣でも熱が通ります。

加熱の設定が5段階あるのですが、
最低の熱設定でも熱いくらいです。 
高設定で加熱したヘッドを触ると、
「うぉ!あちちぃ」となりますから。
私も最初は驚きました。 ^-^;


ただ不思議なことですが、
ベン石は最初熱く感じても、
行き過ぎた熱さでなければ数十秒でその熱に慣れて暖かい程度という感じに変化します。
そのような感じにならない場所は、患部の冷えが進みすぎて低体温組織になっているか、
本当に熱く設定しすぎているかのどちらかです。

新しきベン石温熱器2.jpg
写真の左側にあるスイッチ&温度設定コントローラで5段階の温度調整ができます。

 


■ 新たに入手したベン石温熱器は、持ち手がてこの力を取り出せるよう巧みに使えそう!

 

また通常のホットストーンの石は、石のままです。
玄武岩のホットストーン.jpg

持ち手がついてないんですよね。

それがマッサージをするときに、
皮膚の上を滑らせるようならばいいのですが。

持ち手があったほうが圧を巧みにかけやすい。

新しきベン石温熱器 小画像.jpg
上写真の新たに手に入れたベン石温熱器では、
木製の持ち手が長さが私の手にちょうどのサイズで扱いやすいのです。

うまくその木製の持ち手を使って活かすことで、
てこを使った圧を作り出そうと工夫をすれば、
これがなかなか使えるようなのです。


ここは実験の真っ最中ですが、
てこが使えるようになると、
操作する私も馬鹿力を出す必要も消えていき、
施術上の安全性もてこ操作設定のときに確保できるし、
そのうえ、施術成果が格段に長持ちをする。

 

 

 

なぜ、こんなに新たに手に入れたベン石温熱器を私が絶賛をするかというと、
私の今までおこなってきた施術法と決定的に相性がいいのです。

体の中心の真に迫るリリースをするのにもってこいの道具だと思っています。

 

新たな施術法ゆえにリスク軽減を実験で証明できるようなところまで持っていかなければなりません。
事故を起こしては私もお客様も、大変な取り返しのつかないことです。
いくつもの事故想定をして
事前の対策をあぶりだしていく。

そこのコストが安くはありませんが、
大きな身体状態を書き換えるに際し、
リスクはその変化量に比例して増えると考えておいたほうが無難です。

 

そうやって注意事項を理解した後には、
施術の場での実践活用をする段階です。

 

施術研究は、プロとして必要不可欠で、影の努力を惜しむべきではありません。
ですが施術研究より、施術をしていたほうが、充実した時間を味わえるのです!

ようやく施術再開をさせていただけるところまでこぎつけられ、もう一歩です。

 

新たに手に入れたベン石温熱器。
それが計算通りいかなければ、この先はどうなるかと心配をしていましたから。

一部のありがたいお客様もだと感じますが、
同様に私自身も、ほっとしてます。