いままで施術の再開を視野に入れて体験会など開きましたが、
それでも動けなかったのは、動けなかった理由があります。
単純なことですが、
そのときの施術成果に対し、
一番、厳しく吟味の目で見ている人は、私自身。
その自分の内側で『Goサイン』を出せないでいました。
そろそろ再開しなければ、経営的にも、経済的にも、厳しい。
それもあり再開しなければという思いがあったのも本音です。
でもどうしても、それができない。
今回は母のことがありまして。
体の芯の内臓部の裏に入った邪気を対処するための方法をみつける。
それが施術再開のための自分に課した条件でした。
それはやってみると途方もなくて、まさに途方に暮れるものでした。
だから施術の再開をしながら取り組めばいいと割り切ればいいが。
そうしたくとも、多忙な施術をし始めれば、
体力的にきつくなって研究どころではない。
そう考えると、どうしても、再開を躊躇していた厄介な性格です。
ただ再開の目途、ビジョンが皆無というわけではありませんでした。
私は、ベン石のすばらしさをときおりブログで書いています。
そして先日は、そのブログをご覧いただいたお客様が、
「自分にもベン石が必要だと思えたから、お勧めのものを教えて!」というメールをいただくほど。
私自身、自分に必要な施術の道具、施術方法など、夢で見たりすることがあります。
それと同様な夢の話だと思ってください。
私がベン石を活かした施術をしているシーン。
その映像では複数のベン石の温熱器を利用し、
背中には玄武岩やヒスイのホットストーンが敷かれ、
腹部にベン石の温熱器のいくつかを乗せて、
他の部位をアプローチしています。
かなり欲張りすぎですね。
ただ、その夢で使っているベン石温熱器は、
私が以前に手に入れたものも使ってますが、
明らかに他のもっとベン石の石が重く大きなものを使っているのです。
その夢の中でみた機種があるかどうか。
中国のベン石を販売する業者のページで探しました。
すると、やはり、ありました。
たぶん、これだろうというもの。
さすがに私の見る夢は具体的だと感心しました。
ですがネットのなかの数枚の写真では、
本当にその時の夢で持っていた重さや質感など、
そのままのものかどうかわかりません。
確認のため、中国のショップに問い合わせても、
どういったわけかレスはありませんでしたから。
夢の中では、日本のショップでどうそれを調べればいいか検索語までは教えてくれませんでした。
そこで一か月かけて、日本で手に入るサイトがないか、ネットリサーチをしまくりました。
探しまくりました。
未来の自分はそれを手に入れているのだから、
必ず見つかると信じて、、、。
その甲斐あって、ようやく見つけ出せて注文。
それから一か月以上納期遅延続きでしたが、
一昨日前、ようやくその荷が入荷しました。
入手できるまでの一ヶ月間。
本当にこれが私が夢でみたものかどうかが、
ネットの写真からでは読み切れずに不安で。
もしもモノが違って、振出しに戻ったなら、
それは目も当てられないこと。
そうなるリスクも多分に感じ、
戦々恐々とした時間を過ごす。
しんどい待たされ時間でした。
ですが手に取った瞬間、
「おっ、これよ、これ、これ!!!」
手に取ってみたとき。
色や形、重さともに、
私が夢の中で体感したものでした。
私の施術では複数、このベン石温熱器を活かすため、
追加で、あと3台を注文しました。^-^
追加分の荷が届くのにひと月もかかるのだろうと思いますが、
すでに、これで施術を再開できるめどがついたのです。
今回は穏やかな気持ちで、施術方法の設計図を描くのに専念できます。
ただ私自身が夢で見たものがあらわれたといっても、
それが実際に施術の場で役立たなければなりません。
そこで!!!
新たに手に入れたベン石温熱器をたずさえて、
昨日、同業者の施術もかねて意見を聞きに出張してきました。
新たなベン石温熱器を一本だけ持って行ったのです。
それで施術を受けた感想は、
「前、持ってきたベン石温熱器より、今回のほうがずっといいね!」
と絶賛。
そしてかなり日頃の施術をする側という肉体作業であるための肉体疲労に、
精神的ストレスというものも加わって、
「最近はスマーティという遠赤外線サウナにしっかり入るようにして、・・・
少しは良くなったんだが・・・」といいつつも、
背中や腰に抱えた硬さや、腹部に喉に胸骨に積み重ねた多層のしこり筋は、
その方の例年では見られないほどの状態に至っておりました。
見事なまでに固まったつらそうな体でしたが、見違えました。
本人的には100%ではないと思いますが、
明らかに以前に購入して体験してもらったベン石温熱器とは異なるレベルのリリースの状況でした。
それは私にもよくわかります。
すると、今回手に入れたベン石温熱器は、
温熱器ゆえの筋膜リリースの深さを稼げますし、
リリースのときの痛みの軽減もかなえられています。
それもベン石の石の重りがじゅぶんに生きていますから、パワフル。
そこだけではありません。
私が今まで培ってきた施術ノウハウがダイレクトに活かせる形状で、
去年まで利用していた重いブロック状のものを置き換えが叶います。
ベン石温熱器の持ち手を活かすことで、
てこの原理でのリリースも可能だとわかりました。
てこの原理を活かすリリースは、圧が一定の圧力で方向性を揺るがさずかけられます。
そのような圧式であれば、不思議と深い部位までリリース圧が届けられても痛みがないか非常に少なくていい。
このてこを以前の使っていた重い錘でのリリースでは80%ほどの割合で多用してましたから、
それが私の筋膜をリリースした時に、その緩んだ状態が持たせられるという秘訣だったのです。
そして非常に重さのある道具でしたから圧のかけ方次第では事故が起きてもおかしくはないが、
そういったことがなかったのも、患部に対してこを使うための準備をする過程で事故リスクをつぶす手順を踏んでいたからです。
ちょっと前に手に入れていたベン石温熱器ですが、
こちらのベン石温熱器も軽くて扱いやすく、とても役立つものです。
気に入って、これからも使っていきたいと考えています。
ですがてこを活かそうということが、形状的にかないませんでした。
もともと本器はそのような設計思想があるものではなく、当然です。
こちらのベン石温熱器で圧を直接圧としてかけようとすれば痛みがでるので、圧を弱めるしかない。
そしててこが利かないからパワフルな「長い期間効果が持続できる」ものではなかったのです。
一瞬、このベン石温熱器を手に入れたときに、即、施術再開をと考えたのですが、
それができなかったのは、てこ圧の取り出せないままでは、私の施術ではないような気がしまして。
私にはてこの原理を使う圧を得られるような工夫をする課題がある。
ただそこに対して十分な成果をだせているとは思えなかったのです。
私が本格的な施術再開の判断を、渋っていた最大の理由となります。
てこ圧の取り出しという課題も、
今回、手に入れたベン石温熱器を使えばクリアです。 ^-^
これで安定した効果と、
リスキーな施術に見えるからこそ安全性を守る手順をしこんだ施術を提供できます。
その土台となる屋台骨がそろってきました。
追加注文したベン石温熱器の納期は、
「 10月28日から11月4日までにお届け 」となっております。
ただ遅延時間が、前回のお届けでは長かったため、
11月4日までに受け取れたら、躍り上がって喜ぶでしょう。
このベン石温熱器がつくまでに、
これらが目の前にあると想定して施術の流れの組み立てをシミュレーションしていこうと思います。