ピットイン感覚で点検と対処できるカラダステーションでいたい気持ちでおります


F1レース中、燃料補給に、故障の応急処置に【ピットイン】するでしょう。
丁寧に作られたレーシングカーは限界まで速度をあげて、
小さなマシーントラブルがレーサーの命に関わります。
ピットクルーには、頼りになる点検や修理をするエンジニアやコンマ単位の時間を節約する補給担当がいる。
だからレーサーは走りに集中することができます。


整体の場も、お客様にとって頼りになるピットになり、
そこにピットクルーがいて、ピットインを待ち構えている。

そんなサポートができればうれしく思います。


ただレーシングカーは点検するときに、フードカバーを止めるネジを外し、
内部の故障箇所が目の当たりにできます。
たとえばアクセルペダルの可動の停滞があれば、それに関わる交換部品があれば即座に取り替えます。
ですが人体では、様子が変わります。
人体はネジを外して皮膚を避けて上層にある筋肉を外して奥を見ることはできません。
部品交換のような即座に調整済みのパーツへと交換もできない。
人体の特性として、急性の課題は身体の表層部にでるからフードカバーを多く剥がす必要もなく対処は比較的に楽にできます。
対して慢性の筋骨格系のコリや筋肉や靭帯、骨膜、内臓との癒着があれば、気血の流れが滞りだし、
深層部分へと課題の部分が隠されます。
施術では中医学の四診やバイタルを観ることで、ある程度の奥が察しはつくんです。
ですがこのようなところこそ、本来はフードカバーを外して奥が見えて点検や対応ができればいいのです。
明確に原因が特定できなければ、推測でたとえば100ある可能性から高いものに目星をつけ手技をすることとなります。
でもそれが本当の原因であるかどうかは対処して様子を見ることが必要となります。
ほんとうはフードカバーをあけるように皮膚の下をあけて点検して故障箇所を発見し、
明確で唯一の対処法を即断して対応できるならば、どれほどすっきりするでしょう!
それができないのが人体です。

いま、そこについて、どうにかできないかと考えて、
いろいろと可能性を探求しています。

 

話は少しそれるのですが。。。
たとえば、すい臓がんになられた森永卓郎氏も、いきなりすい臓がんが発症進行したわけではなく、
ステージ4になる前に前兆があったはずです。
私は中医学腫瘍学のほうの知識のみですが、そちらのすい臓がんの章を読めば、
やはりそういった対処やそれを知るための知識や知恵が事前にあったことがわかります。
医療関係者というわけではない私ですから、診断のようなことはできません。
だから個人で勉強して理解を深めるという段階なんですが、
糖尿病になる血糖値が高い方にはすい臓がんのリスクが高いということはわかっています。
そのような方にとって、中医学腫瘍学を学ばれた先生方が日本にもおられるはずです。
ならば、そういったところでピットインして、故障状態の点検してより治すか、
そのままGoするのが妥当かを判断してくれるような診断をなさっていただけるところがあればと願うばかりです。