無事に5日間、充実した施術の日々を送らせていただきました。

無事に5日間、充実した施術の日々を送らせていただきました

お越しいただき施術をお受けいただけましたお客様。
ありがとうございます!

そしておひとりのお客様とは、私の連絡ミスで、
お越しいただくことができずに、大変申し訳ありませんでした。
今後は、さらに慎重にご予約の受付について確実な対応に努めていきたいと考えております。

「ベン石のスティック等をメインに活かし用いた施術の組み立てにより、
筋膜リリースをというコンセプトには無理があるのか?!」

実際に、私が自室にて自分の体で試験を繰り返してきました。
この自身への実験段階で十分な成果がうまれていました。
私自身、笑顔で明るい気持ちで施術再開ができなければ、
お客様への施術はうまくいくものではありません。

そして施術をお客様にさせていただくシミュレーションを
イメージのメンタルスクリーン上で繰り返しました。


それに今回はトリガーポイント部分の硬さをゆるめるにとどまらず、
経絡に近い遠位にリリース成果を飛ばすやり方も忍ばせております。

施術を受けている方々にも、腕や肩や足部の問題が見受けられる方々には、
その施術のやり方を使って改善できるようにさせていただきました。

施術の最後に、
お客様に立っていただいて状態を確認させていただいて成果が見受けられました。


このような改善具合の確証を得られるかどうかの臨床は、
自分の体を使って試せて効果が実感できればそれが何よりです。

恥ずかしながら
。。。ここ数ヶ月、左肩の不調があったのです。

その部位をゆるめるため、
カウンターストレインや他様々な手持ちのやり方、
たとえば暖めてみたりその他、いろいろと試したが、
左腕が左肩の痛みで背中に回せない状態でした。
回そうとすると、「おぉ、ててててっ」となり、
施術家の不養生のようなものかと笑われそうです。

そちらが新たなベン石を使ったリリースで、、、
「えっ?マジですか」といううれしい結果でした。
痛みがなくなると、げんきんなものです。
瞬時に不快さは忘れるものです。

鍼灸等の中医学に明るい先生ならご存じかと思いますが、
詳しい説明は割愛させていただきますが六経皮部の図と経筋から展開して
皮膚部分への刺激を送るというやり方です。

これからの進展が喜ばしい方向へ進むことがあればと願って
意識して研究していこうかと考えています。



今回の施術をお客様にさせていただき、
数点の課題もみえてきました。

施術中、眠っておられるお客様が半数以上でていたのが現状ですが、
ベン石でのリリースにおいて、痛みを感じたという方が半数以上でした。

お客様のお体の現状を観察すると。
トリガーポイント部分は灼熱の炎症部分で、
そちらを体の奥に住まわせている状態です。
それほど根付いていなければ難なく解けますが、
それが骨膜に、多重的に筋膜になど癒着が進行がひどいときは。
通常は痛みがひどすぎるから、あまりどの治療院様でも解かないという、
そういったものも多くあって、それでは解けないということもあります。

ただこのたび私が考えて実施させていただいたベン石を活用した施術は、
もともとが痛みの軽減を考慮したものです。
一気に深部までその手を届かそうとせずに、
短期間で回数分けして深めるようゆるめるならば。
ほぼ無痛かそれに近い様子での施術にしていいくことも。
可能性としてはあるのでしょう。
まさにお客様のお体の現状とお通いいただくペースによるところです。

ボウエンテクニック自体も、痛みはほとんどない施術法です。
なおかつボウエンテクニックのチェックや手技をベースにして構築すれば、
施術の流れもつくれますし。

たとえばお客様が1~2週間以内に体調が安定するまでお通いいただくという
短スパンで施術を受けていただけるお客様であれば、
現時点での持ち技でも痛みが抑えられた施術で行うことは可能でしょう。

トリガーポイントのリリース部位を絞り最小限にして
回数で改善を積み上げればよいのでしょう。
施術の組立を変えてシンプルかつショートなものにしていくこと。

そうすることで一回の施術費用を抑えることもできますし、
今までよりも施術のコマ数多くして、
お客様にも施術提供ができるようになります。

・・・そんなことをすれば、ふつうの施術院の予約や施術のようだぞ、
とお客様に言われたのです。

私もいろいろと熟慮するところなのですが、
予約順番待ちで長期間にわたりお待たせするのは、
施術を受けていただける段でメリットもあるのでご協力を願っていました。

今年の初旬に体験した私の母の介護で、
緊急のときに何らかの情報を欲しているとき、
早々に対応していただけた中医学関係の医院に深く感謝をしました。

あぁ、なんてありがたいんだろうと、
自力では有効だが新たには見つからず打つ手が尽きたときでした。
私のボディワークのこころの師匠から信頼置ける中医学の先生の紹介をいただき、
そちらに望みを託せたとき。

正直、ほっとしました。
母も、そのような気持ちだったと思います。。。
母を、車いすにのせて鍼灸院まで走ったことを思い出します。

そんな緊急のとき、気軽に受け付けてくれず、
延々と待たされたならばと考えると。。。

私の母のような差し迫るような命に関わることはないにせよ、
本当に困ったときに試してみたいと思ったところに問い合わせて
思うようにいかないようであればつらいです。

施術について今までのレベルとはコース分けをしたりして、
やり方を変えてでも。。。。。

施術のご提供の方法のやり方を移行する時期がきたのでしょう。

・・・これから、いろいろと悩み続けるでしょう。

私自身、新たに様々な点に気づかせていただける、
大変貴重な施術をさせていただきました。

書籍紹介:DVD「臨床家のための腹診入門」

腹診について。

私の仕事柄、
筋膜リリースが主たる施術業務と考えていました。

腹部の大腰筋や腹直筋や腹横筋等の問題がないかをみたり、
腹部の胃のところぽちゃぽちゃという音(振水音)を聞き、
腹部の大動脈の音を聞き、胃の音でその位置を知る。
温度や湿り気乾燥、痛みや左右の腰のクビレの差から腰椎のずれをみたり、、、。

それほど多くの要項までチェックをするようなことはありませんでした。


そうなった理由は、
書籍等の資料が出版点数がなくて、
腹診の基本書が手に入らなくて困っていたのです。

中医学の診断の本もデータ的には役立つものの、
臓器の位置を知る程度のこともできなくて基本が進まず適切なものではない。


そこで購入したのが以下のDVD。

 

医道の日本社からでている
臨床家のための腹診入門 ()


以前もちょっとだけ紹介したのですが、
見れば見るほど、やっぱり、いい!!!
本当に参考になりますから。

あらためて紹介させていただければと。

こちらのDVD。
本当にわかりやすいもので、
最初こちらのDVDを見て小躍りしました。 ^-^ v


とても歯切れのいい解説の先生。
女性のお腹をずっと触りながら解説。

以下がサンプル映像です。

 

 


臨床家のための腹診入門【DVD】Abdominal examination
https://youtu.be/LVcgW21RBYw

こちらの映像を繰り返し見ていくと、
内臓の位置もわかりやすく解説して、
問題が出てきたときにはどうなるか。

東洋医学の腹診以前の大事なお腹の見方を教えてくれているのです。
ここが実はとても知りたかったことだったんですね。
お医者様や看護師様ではないため、
腹部の見方を具体的に教えていただける機会はなくて。
とても参考になりました。

後半に、東洋医学的な腹診の見方を教えてくれます。
腹診の本では見たり聴いたりしたことがない臨床上のノウハウを多数教えていただけます。


もし腹部の診断を大事にしようというボディワーカーの方がおられましたら、
ぜひご活用なさってみたらいかがでしょうか。

ちなみに私は医道の日本社のホームページにて
こちらのDVDが多少セールになっていて安価になっていました。

なので以下のほんと同時に医道の日本社で注文して手に入れました。

東洋医学ポケット用語集―知りたいこと、いっぱい! 


ご参考までに。 ^-^

トリガーポイントを2点以上ではさみうちリリース

 

<トリガーポイント>という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

トリガーポイントをざっくりいうと、
過敏に損傷する恐れのある刺激に反応す状態となった部分という定義です。

トリガーポイントは、関連痛やしびれや違和感、感覚鈍麻、発汗やめまいなどの自律神経症上も引き起こすことがあります。

そのトリガーポイントがよく発生する部分は、筋肉が骨に付着する部分や筋肉と筋肉が連結する部分、筋腱移行部、または力学的にストレスのかかりやすい場所などです。その多くは筋膜にあり、他にも、腱・靱帯・脂肪にも存在します。そして特に [筋膜が厚みが増すようになった部分]  がそのようになりやすい部分です。

それは身体操作上の負担がかかる動きを繰り返したり、または外圧や外傷により筋膜等が歪曲するなどの変異状態を維持することにより起こります。
そして急性のものであれば自然に自分で熱を生じさせてゆるめとかすこともあります。
ですが半年以上にもわたる慢性の常態化したものは、なかなか自然に筋膜の厚みが薄まることなく、
身体操作の悪癖から起因した場合には、さらに厚みが増していくように変化することも多いようです。

そしてトリガーポイントとなった、筋膜が厚みが増した部分を外圧をかけて刺激をし、状態を改善させるような施術があります。
厚みが増した筋膜部を探しだすというのは見た目ではわかりづらいですが、それぞれのトリガーポイントにおいて痛みが出てきやすい場所がありますから。その痛みの場所や種類を教えてくれると、「それは肩の三角筋前面部分のトリガーポイントですね」といったように、問題がありそうな部分を特定できる。
そして肩の三角筋前面部分にできたトリガーポイントをリリースしたら大胸筋部分の痛みが軽減または解消するというようなアプローチです。

家の中の水道管が水漏れを起こしていると、水の染み出した部分がでてきます。その染み出た水を乾いた雑巾で拭っても拭っても際限がありません。だったら水道管の壊れた部分を特定して、そちらにテーピングして水が漏れ出ないようにするといいでしょう。
そのような感じの対処ですね。

つまりトリガーポイントができているときには関連痛という、トリガーポイントのできた部位ではない関連する部分に傷みがでてきますから、その関連痛になった部分を湿布を貼ったとしても、水漏れが改善できたわけではないということが体内で起きているということです。

ここまでは、単純なことでわかりやすいものでしょう。

施術院で施術を特別に受けることなく、トリガーポイントに圧をかける道具でゆるめるということもできます。



それではここでを視点を広げて眺めてみましょう。

通常、そのトリガーポイントをリリースするときに、
トリガーポイントのある部位をめがけて圧をかけたり、鍼を打ったり、注射をしたりするような方法が多く採られています。

それは、トリガーポイントエリアを定点的にか周囲的に観て、
そのトリガーポイント部分を点的に把握してアプローチをかけるやり方です。

筋膜は筋肉の周りをパッケージする膜で、関連筋同士が機能的に連関して手足を動かしたり胴体を支えたりする仕事をなします。
たとえばその経絡のライン上にはトリガーポイントがあったとします。
すると実は経絡ラインという線上の点がトリガーポイントと見なすことができるのです。

だったら、経絡ラインというライン上に、アプローチポイントを数点同時に設けて、トリガーポイントを挟み撃ちするような方法でトリガーポイントをリリースすることもできますよね。

実は点で押す場合にはトリガーポイント部分に圧をかける方法だとトリガーポイント組織自体が圧せられます。そしてうまくトリガーポイントを捉え切れねば、圧で組織がはじかれて逃げてしまう。
それはよくあることで、そのために十分な成果が出しづらいこともある。
それにトリガーポイントのポイントがどこからどこに位置してあるのか、特定できていないときにもあります。

それだったら、実際は経絡ライン上では収まらないのだが、そのトリガーポイントのできている筋膜ラインを2点で、またはそれ以上の点で固定しつつトリガーポイント部分の固定されて動けなくなった部分の流れを出すような、特別な操作をすることができれば。。。

実際はこのアイデアは、重量級のブロックを用いていたときに、点で押すのではなく、線的にとか面で押すというようにしたほうがリリース成果が大幅にあがったケースを幾度もみて気づいたことです。
ただ、先だって申し上げたように自作した重量のあるブロックは施術者である私の体がぼろぼろになる大きな要素であって、このたびは泣く泣くそれを手放して別のものへと置き換えができないか、考えていたのです。

そこで経絡やその他筋膜同士の連なるライン上をトリガーポイントを2点またはそれ以上で挟んでアプローチをすれば、
線で捉えることも可能です。

そうすれば確実にトリガーポイント組織自体の捉え方も的確さが増して、圧の方向性を分けることでリリースに効果的な変化を起こさせることができるだろう。

その部分は詳しくは文章で説明していくのも難しいことですから割愛させていただきます。
ですが図にして考えれば、比較的シンプルなもので、これを経絡の操作転用まで幅を広げれば、
非常に興味深いアプローチへと展開できるでしょう。

ただこれ自体、トリガーポイントを探知するスキルがあってこそのものなのです。
もしそこに長けた能力があれば、
確かにその筋膜の癒着をリリースする量と質としては大きく飛躍する成果が得られます。

私の個人的な感覚ですが、
以前は大きなトリガーポイント部分のリリースには大プルパ等の重量級の力業に頼るものでしたが、
その過半数はライン上で2点を押さえ特別な刺激を作りあたえたほうが明らかにリリース成績がよく、
小回りの効き方は数倍にも及んでいるだろうと思われます。
また大きなプルパは、力が強い分だけ、リリースのポイント圧の力は強く、使い勝手はいいが、そこにはリスクもあると思うため、多用は避けたいという考えもあった。

これは私の主観的なものの見え方なので、
まだ筋硬度計で結果の計測をすることはありませんが、
ここ数日、実際の施術をさせていただいた成果からしても想定していたとおりでした。


そしてこのたび、再度臨時で施術をさせていただいたのは、
自作ブロックに変わるテクニックがようやくできたということによります。

ただ、おそらくは私のやるようなことは、他の先生方も思いついてやっておられることでしょう。

ただ私の場合、うまくつかえる道具が見あたらなかったのです。
以前に自作ていしんでやってみたら、成果があがらず困っていました。

それがベン石のスティックやその他の形状のものを手に入れられて状況が変わりました。
今回のトリガーポイントリリース、深層筋リリースのやり方は、
あたかもそれらの訪れを待っていたようなものでした。

それらを持ってそれを行うことで、現実的にすごくやりやすくなったし、これからやり方をさらに工夫していこうという気持ちになりました。
施術の進化は、施術道具との出会いによりもたらされた点があるのですね。

ベン石に、心から感謝です。

<< ボディワイズ 7月 セッション 空き状況のお知らせページ (満員となりました)>>

 

お世話になっております。

このブログ記事では、
7月末の施術のご予約受付の空き状況をお知らせいたします。

※【ご予約受付の申し込み日時】は「7月24日 午後9:00~」です。


このたびの
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<< ボディワイズ 7月 セッションのご予約は、満員となりました >>

 

ご予約をいただきましたお客様、

ご検討をいただきましたお客様、

感謝いたします。

 

2019年7月24日21:34

 

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●7月26日(金曜日) (全日予約済み)

●7月27日(土曜日) (全日予約済み)

●7月29日(月曜日) (全日予約済み)

●7月30日(火曜日) (全日予約済み)

●7月31日(水曜日) (全日予約済み)  

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ご予約をいただきましたお客様、
ご検討をいただきましたお客様、
ありがとうございました。

 

7月末の施術のご予約の受付につきまして、
お知らせが遅くなりましたことをお詫びいたします。


このたびは「仮営業」という不安定なご予約の受付をさせていただきました。

現在、本格的な営業へと移行できるように、
ひとつずつ課題をクリアしながら前進しています。

本営業のときには、
お客様のご予約の受付がしやすくなるように予約コマ数を確保し、
「予約順番待ち受付の再開」ができるようにと考えております。

 


今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 


ボディワイズ
鈴木政春

 

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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
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【業務連絡】:■ ボディワイズ仮営業による施術受付 のおしらせ ■ 



(2019年7月23日)

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<お知らせ>

ボディワイズ 予約の受付を 「7月26日(金曜日)」分から行います!
※ ただし現状ではまだ「仮営業」とさせていただいております。


【ご予約受付の申し込み日時】は「7月24日 午後9:00〜」です。   


詳細は、下記
<< ボディワイズ 7月 セッション 要項 >>以下をご覧ください。

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いつも、お世話になっております。

ボディワイズの鈴木です。



長い梅雨があけそうです。
屋外からセミの声が聞こえ出しました。
天気予報は、これからが暑くなるそうです。

皆様、体調はいかがでしょうか。



私ごとですが、
6月中に一日に1名の予約受付というスローペースで
施術の受付をさせていただきたいと願っていました。

ですが、
ここ数ヶ月のあいだ、
根を詰めて東洋医学の勉強をしていました。
それにて施術の再開を手間取りつづけてしまい、
大変に申し訳ありません。


そこで頑張りすぎたのでしょう。。。


脈診講座の鍼灸師の先生にも、
「鈴木さん、疲れすぎているね。舌苔が剥がれているよ」
とのご指摘。
自身の舌苔をみれば、胃や脾臓の状態はかなり問題あり。
および肝臓もだな、こいつは。。。 ^-^;
中医学診断の基礎を学ぶ前は、
脈診講座の先生がおっしゃられる言葉を聞いても、
ただただ不安になるだけだっただろうと思います。

それが自分で自分の体のダメージが読めるとは、、、。

興味深い体験で、感動でした!



東洋医学の基礎は、原典もありその後も長年かけて培われたもの。
理詰めでシステマティックな考察が鋭いものです。
同時に資料点数も多く客観性も磨くことができる。
中医学診断の技術は、
今後につながるもの。

理解が深まれば、
人体への読みのレベルが格段に変わっていきますね。

今まで以上にお客様の体の状態を理解し、
各人のお客様にふさわしい対応をしたい。

そのような願いがあり、
中医学診断の本読みに時間と労力を費やしていました。



あともう一点、がんばりどころがありまして。

鍼灸師や他の中医学の先生は、
中医学診断でわかった内容は、
鍼灸や漢方などの自身の得意な施術方法で対応なさいます。

では、もともと中医学上の手技の考えがなかった私の手技。
それを、どうやってアプローチをして対応すればよいか?

工夫をして結果が出てくれないと、
たとえばせっかく脈診を習っても
得られた情報を施術にいかせなくて身動きが取れない。
そのことに遅まきながら気づいたときは、焦りました。

今はまだ、
私の手技を活かす対応法を見つけるべくして、工夫途中です。
(これも施術受付の再開に踏み切れずにいたところでした m__m;)




そしてここ数箇月の東洋医学の勉強で崩した私の体調ですが。

砭石(べんせき)を温めて起立筋部位から経絡を通して気を送る方法で、
2日間ほど、ひたすらおとなしく寝ていました。
それが深く体中の筋膜の凝りをリセットしてくれて改善へと向かい、ほっとしました。

想像以上に「?石」は、ミラクルで、いいですね。 ^-^

その砭石のおかげで、
これでしたら施術の仮営業をさせていただいてもいいだろうというレベルまで押し上げられました。

そしてここ数日、施術をしても持久力や集中力が持つかどうか。
試しに徒歩で一日に15キロ〜20キロほどを数本歩いてみました。
自宅で勉強ばかりしていたため、筋肉疲労はありましたが、
それは休めばすんなりと筋肉の量へと変わっていきました。

施術をしていこうと走り出せると判断できる内容でした。


ただこのたびは、
まだ中医学の学習に時間を費やさなければならない点もあります。
意地でも東洋医学の呪文や暗号の羅列に、
挫折せずに食い下がるつもりです。
やがては大切なお客様の窮地を助ける力となればと切に願っています。


それにより申し訳ありません。
今回の予約受付機会も仮営業とさせていただき、
予約受付の人数や日数を少なく限定させていただき再開をさせてください。
どうぞよろしくお願いいたします。





<< ボディワイズ 7月 セッション 要項 >>


【施術】:比較的にはボウエンテクニックを応用した
     ソフトな筋膜リリースでの施術も心がけます

    ・プルパと?石(ベンセキ)のスティックやカッサを筋膜リリースに利用します。

    ・中医学診断の基礎を学習中で、脈を診る、お腹を診る、問診などをおこない、
     効果的な施術をするアプローチ・ポイントを得てまいります。

    ・施術は、ワークベッドを利用した施術にさせていただきます。

【時間】:2時間30分前後の予定(お客様の状態によります)


【費用】: 15000円

【一日受付人数】 :1〜2名まで
          (基本的に1名限定)

【施術の受付条件】:予約順番待ちをなされた予約受付可能なお客様のみ


【お願い】:    任意のお願いですが
          施術後に、ワークベッドで受けた施術の
          改善点や感想などおつたえください          
       

【ご予約受付の申し込み日時】: 7月24日 午後9:00〜   

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【施術受付日時 / 時間帯は9時、13時、16時の3つのうちからお選びください】



●7月26日(金曜日) 9:00〜 / 13:00〜 / 16:00〜

●7月27日(土曜日) 9:00〜 / 13:00〜 / 16:00〜



●7月29日(月曜日) 9:00〜 / 13:00〜 / 16:00〜

●7月30日(火曜日) 9:00〜 / 13:00〜 / 16:00〜

●7月31日(水曜日) 9:00〜 / 13:00〜 / 16:00〜



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【ご連絡受付方法】


メールにて、下記アドレスまでご連絡をください。

●予約受付メールアドレス:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp




   <<  予約申し込み 書式  >>


【メール:件名】ボディワークの予約申し込み

【メール:本文】個人セッションを予約申し込み

{記入必要事項}
お名前:
e-mail:
電話 : :

第三希望までの日時を記入してください
(記入例=1月7日(土)の9:00〜)
・第一希望 :
・第二希望 :
・第三希望 :

通信欄:(※ 現状のお体の状態について / その他)


*----------------------------------------------------------*



今回も前回の臨時セッションに引き続き単発の施術です。
なのでお客様もご都合をつけづらいでしょうし、
あまり埋まることもないだろうと考えています。

ただもし希望日が他のお客様で、予約がふさがり、
受け付けできない際には大変に申し訳ございません。

お勧めのお客様の対応策としては。

ご連絡をいただくとき
下記例のように第三希望までお書き添えいただけましたらありがたいです。

 ・第一希望 7月25日(木曜日)   9:00〜 
 ・第二希望 7月31日(水曜日)  16:00〜 
 ・第三希望 7月27日(土曜日)  13:00〜

※ 時間帯指定につき、「16:00〜」の場合のみ、
  お客様の都合によりもう少し遅い時間で等の対応できます 

  ご検討のほどをよろしくお願いいたします。


※ ふさがった日時のコマがでましたら、
  暫時ブログ上でその旨をお伝えします。
  ただそのお伝えには手作業での更新によりタイムラグがありますので、
  どうかご了解のほどをお願い致します。 





私にとって施術させていただく時間は、
ほっとする心地よい充実した時間でもあります。
そして、みなさまに久々にお目にかかれることを、
とてもたのしみにしています!


ありがとうございました。

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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
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お腹を診る下地知識です

中医学診断の<腹診>は「難経」という本では、
腹部の各部位と五臓を割り当てています。

  腹部の位置と五臓の関係(難経).jpg

心臓の状態をチェックする際は、
(心)の部分を「おせばかたくなっているか(=按せば牢くなっているか)、もしくは痛みます」となります。

同様に、
肺臓をチェックするには(肺)の部分を「おせばかたくなっているか、もしくは痛みます」となります。
脾臓をチェックするには(脾)の部分を「おせばかたくなっているか、もしくは痛みます」となります。
肝臓をチェックするには(肝)の部分を「おせばかたくなっているか、もしくは痛みます」となります。
腎臓をチェックするには(腎)の部分を「おせばかたくなっているか、もしくは痛みます」となります。

 

つまり図中の(心)をおしてみたら硬くなっている感じがしたし、痛みを訴えられたとなるとすると、
心臓の状態に不具合があるのかもしれないなと思うということです。

ただ、、、鳩尾の下の部分の(心)をおして硬さがあり痛みがあったとなると、
心下痞硬(しんかひこう)という脾臓や胃に疾患があらわれるというのが主な場合なので、
単純に心臓に問題があると鵜呑みにするというのは性急なときもあるから注意が必要です。

 

またお腹を触ることで、実証または虚証を判断することもあります。

お腹を押してみて、ピンッとくるような弾力があれば<実証>。
お腹を押してみて、ふにゃっとして弾力を感じられないときは<虚証>。

 

 

 

 

専門的な腹診をしたときの症状の呼称を理解するとき。
腹部の位置の名前を覚えておくとわかりやすくなります。
そのための「傷寒論」という本からの規定図を、下に記しておきます。

腹診のときの位置の呼び名.jpg

心下は「みぞおち、胸骨剣状突起の下」
胸脇は「肋骨の下のくぼみ」
胃院は「上腹部」
大腹は「へその上」
臍上(さいじょう)は「へその上」
臍傍(さいぼう)は「へそのまわり」
小腹(しょうふく)は「下腹部」
少腹は「腹直筋で、左右一対になっている」
虚里(きょり)は「左側乳下で第4・5肋間の心尖拍動部分」
脇肋は「腋の下で胆経の流注周辺」

 

イライラ防止には、百合(びゃくごう)を。


個人的なことで、
施術関係ではなくすいません。

 

いまは、母の新盆で母のカラオケ友達や親友から、
綺麗なアレンジメントされた花が送られてきます。

デコレーションされた花のなかには、ユリもある。

ユリは高価なお花です。

このようなときでなければ、
私の家では飾られることはなくて。
お贈りいただいた方に感謝いたしております。

 

 

最近、テレビでワイドショーを見て、
他者を攻撃する気持ちがつたわる事件が多く流れてきますね。

私が施術をしていたときはテレビを観る時間もなっくて、
ワイドショー関係のニュースをチラ見することもなくて。

世間に対し孤立して平和な気持ちで暮らしていたものの、
ちらっとでもワイドショーを観る機会が出てくると、
そうはいかなくなってしまうものです。。。

 

 

そんなとき、ふと、思い出したことがあります。

「ユリが咲く頃、その近くの川にいる鮎は釣れなくなる」と。


鮎は、成長していくと餌はコケしか食べないのです。
すると餌を付けて釣りをするわけにはいきませんね。

では、どうやって釣るのでしょうか?

その釣り方をご存知の方もおられるかもしれません。
「鮎の友釣り」ですね。

そしてコケの生える自分の餌場を、戦い覚悟で死守します。
その強い攻撃性を持つ性質を利用して、
お取り鮎を泳がせて揉め事をけしかけます。
その鮎を攻撃してくる鮎に針を引っ掛けて釣る。

鮎の闘争心あっての独特な釣り方ですね。


ただそのような鮎もユリが咲く時期に、
花から強い芳香が川に至ると友釣りを挑んでも釣れなくなります。
ユリが持つ鎮静効果により、お取り鮎をけしかけても攻撃色を示さなくなっているのです。
それほどまでユリの持つ鎮静効果は強いんですね。

そしてユリが終わる8月終わりの彼岸花が咲く頃には、
鮎が釣れるようになります。
ユリが咲くときは縄張り意識が減ってしまい、
縄張り争いも起きない。
または体当たりするほどの激しいものはない。
一時的にでも水中で鮎たちは平和な時間を鮎も過ごしていたんですね。

 


別の話では、
荒れそうな宴会では。
料理人が気を利かせてお吸い物に百合根を入れるのです。
すると喧嘩等の争い事が起きないで無事に終わるともいいます。

 

 

ユリや百合根には、中枢神経に作用させ興奮を鎮静させて、
イライラした気持ちを温和な気持ちに変えてくれる力があります。

漢方薬の処方では、ユリの鎮静効果を狙った<百合知母湯>があります。
漢方生薬に加工されたユリを(百合:びゃくごう)と読みます。


そしてユリの花は。
仏花として飾るならば、
仏様の気持ちを温和にやさしくなれるよう穏やかにしてくれる花。
あらためて、そのような意図もあって備えられる花と感じました。