★身体の使い方がうまくなるメリット1

こどもにやさしくこんなふうにからだを使うとすごく楽だし楽しいんだよ!と教えてあげる。
楽な身体の使い方は、筋肉がふにゃふにゃで柔らかい状態。骨がしっかりと体を支えてくれているので筋肉が骨にぶら下がっている状態(ちょっと正確なイメージではないけどこう思っているとはじめはわかりやすいでしょう)。まるで体が水の入った風船のよう。ぼよよん、ぼよよん、っていう感じ。そうそうちょうど赤ちゃんのからだと同じような感触。
身体は常に深い休みを必要としているんでしょう。休んでいるから本当に働かなければならない根性所ではその休憩時にためられたエネルギーをいっきに発揮できるんです。そうぼよよん、ふわふわっていう感じがその休んでいる状態。ゆるんでいる状態。

また身体の動きを創り出すときにもゆるんでいるときの方が断然有利。
”動”という感じは”重い”+”力”という2つで造られています。
実は身体の重さをいかに力として効率的に変換できるだろうかということも、スムースでパワフルな動きを実現させるためには必須項目。そしてこの自分自身の身体の重さを利用するときには、体がふわふわと浮いているとかまるで空中に舞っているような感じが持てたときに最高潮に上り詰めます。それは”力み”という身体の動きを極端に悪化させ身体の硬化を引き起こししこりを創り出し身体のエネルギーを浪費させ身体バランスを崩すものがない状態です。最近武道系の雑誌などではゆるむことが大切だと高岡先生の書籍などや練気などの書籍で積極的に語られています。(練気では伸筋や屈筋の理解およびからだの重みの利用方法などをわかりやすく語った書籍やビデオなどが数刷出ています。)身体をゆるませることにより身体の重心を内丹田(へそ下3寸くらいのあたり)におくことにより、ちょうどダルマ人形がすぐに起き上がりこぼしのように立ち上がれるような安定性を生み出します。そのときの技の破壊力などは目覚しいところがあります。