★ワークテクニック:以前と今★-3

本当はカウンターストレインを8割、筋膜解放マッサージを2割くらいの割合にすれば痛みはほとんど感じられずに快適にワークを受けていただけることが実験上わかっている。
しかしこのテクニックのつなぎですと身体状況の筋膜の硬化著しいクライアントには多回数・長期間のワークを受けて頂くことが前提となります。これからは「痛みが少ない方がよいかどうか」を、クライアントに初回ワークのときにおたずねすることも必要だと考えています。
ちなみに現在ではカウンターストレイン3〜4割、筋膜解放マッサージ6〜7割、そして適宜他のワークテクニックも多用という形です。基本的に最短で身体が変化していけるワークメニュー構成を重視しています。

かなりストイックに研究をし続けていますので、ワークのコンセプトは
「ワークをして、また来なければならないのはなにか身体を歪めるファクターがクリアされていない。それをクリアすることが早急に望まれることである」
と変わらず確実にワークテクニックは向上していっていると感じる。
しかし、最近否めないのが施術のテクニック偏重となり、施術時間が多くの時間を占め、クライアントの身のこなしなどをレクチャーする時間がなかなか避けないという点だ。

身体を歪めるファクターのうちの重要なものの一つの”身体の使い方”。
これを見直していくことが最重要である。
体を使うときにみすみす体が老化を促進する身体運用をしている方がほとんどだからだ。
身体の使い方の概念、それは大部分の一般の方にとってはときとしては目からうろこが落ちることであり改善がスムースだが、またはなかなか頭ではわかっても身体ではピンとこないで以前の身体の使い方の癖を引きずる。
かなり身体状況のよいクライアントで、他のボディワークなどを受けられていたり関心を持たれていたり、またはスポーツや芸術、芸能などのプロかまたはそのレベルの方でしたら身体の使い方の改善を効果を持ってスムースに受け取りやすいだろう。そしてその成果を確実に物に出来る。