人体の不思議展

東京国際フォーラム1F
9/6(土)〜12/28(日)11:00〜20:00(入場は19:30まで)

かなり多くの雑誌等で取り上げられた、
展覧会です。
見に行くのに少し勇気が必要です。
ですが、解剖学を学ばれている民間医療の方で、
実際の解剖実習を受けられたことがない方も多く、
その方々にとっては貴重な経験になるでしょう。

【本物の人体標本に触れる。新技術で作られたプラストミック】
人体標本は20世紀までは模型の骸骨、またホルマリン容器に入った白色の保存臓器などを使っており、医師ですらその匂い、標本の扱いにくさに困惑していました。そのような難問を解決した標本が、今回のプラストミック標本です。新技術で作られたプラストミック人体標本は匂いもなく、手で触っても汚れる事なく、また弾力性に富み、じかに触れて観察でき、常温で半永久的に保存できる画期的な人体標本です。

人体の不思議展の主旨】
元来、医療現場という特定の世界でしか知りえない人体解剖標本を、一般に公開することを可能にしたプラストミック標本。人体の構造や巧妙な仕組みへの理解は、例えば自分が病にかかった時、医師から受ける診断に対する理解にも関係してきます。海外では早くからインフォームド・コンセントという患者の意思を反映させ、医療計画を立てていく考えがありました。すなわち「自分自身が自分のからだを知らなければ、医師とのコミュニケーションが図れない」という考え方です。
本展は、一般に公開し、人体標本を通じて「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」を来場者に実感していただき、その人体標本が「自分自身である」との共感を得ることを、本展覧会の主旨とします。

人体の不思議展
http://www.jintai.jp/top.html