肩と首の付け根の自己調整法(1)

デスクワークのウエイトがかさむにつれて、
さすがに肩があがり首の付け根が悲鳴を上げてきた。

腹式呼吸を意識的に行うように気づいたときはコントロールしているのだが、
やはり座り続ける作業はかなり負担が残る。

そんなときにはセルフケアをする。
カウンターストレインという、オステオパシーの技の一つを応用して、
肩と首の周囲の筋硬化をリセットするやり方。

一見すると腕を上に挙げて腰を後ろにつきだし、
ストレッチをしているようにしか見えないやり方。
だが私にはとても即効性のある優れたやり方です。

カウンターストレインとは非常に応用が利く。
いくつものカウンターストレインのテクニックを同時に施すことができる。
組み合わせ次第では、かなり複雑なヨガのポーズに似ていくかもしれない。^^1

胸椎前側や胸骨などを解放するテクニック(<-みぞおちが緩み腹式呼吸が自然に復活)
肩の筋肉を解放するテクニック(呼吸の急所である三角筋・大胸筋の解放)
大腰筋をリリースするテクニック(器用に片側の体側を縮め股関節を開く)
などを同時に行い解放する。

これをすると明らかに筋繊維が固まり癒着していたところが柔らかくなる。
少し動いただけでも肋骨や胸椎や腰椎がパキパキとなりだす。
5分間くらい、日常動作をするだけで関節のずれや詰まりがリセットされる。
この自動的にリセットされるときの、
関節のはまり方ってジャストフィットする感覚がある。

肩の強張りが和らぎ脳の中に新たな血液がめぐっていく流れを感じる。
上部僧坊筋が硬くなってしまうと頸椎1がずれて頭部の血流を悪くするから、
これが緩和されたのだろう。
頭がクールダウンしていくし思考力が復活する。

おまけがちょっとだけ鼻が詰まり気味になってしまっていたのも通りだす。

そうしてからまた延々とデスクワークを続けるので、
けっこう無理が利くわけです。
いや、きっと無理が重なる前にケアしているから、
無理をせずにいられるからどうにか続いているのかも。。。