Face To Face で、なにかしてあげたくなって

先だってこちらへ営業にこられた方がおられた。

そのときにかなり危険な咳をしていたので、気になったのです。
咳をするとき、横隔膜がいっきに上に突き上げられ咳がでるのですが、
肋骨全体が開いたまま硬化して動けなくなると咳の音が独特になるときがあります。
「がほぉ、がほぇぉ」という咳です。
おそらくその方が風邪気味で余計その咳の音が気になったのかもしれません。

肋骨が動きが失われていれば風邪も治りにくくなります。
肋骨が動けなければ内臓の動きも同時に悪くなるし、疲れやすくなる。
首の付け根・第一頚椎の裏にしこりがつきだして、
頭部の血流が阻害され集中力が落ちやすくなる。
進行すると人が話をしていても音は聞こえるが、
話の内容が理解しにくくなってくる。
また胸腺のポンプが弱まり免疫力が低下します。
肋骨部の硬化状態により性格も左右されます。

その方は後湾型(Kypholordotic)です。
難しくいうと
・頚椎の過伸展と頭部前方位
・肩甲骨の外転
・腰椎前湾の増強、胸椎の後湾
・骨盤は常に身体の前方にある
[ゆるみと劣勢筋]
・頸部屈筋群、上部脊柱起立筋
・外腹斜筋、もし肩甲帯が外転していれば、僧坊筋中部と下部線維
[短縮と優勢筋]
・頸部伸筋群、股関節屈筋群
・もし肩甲帯が外転していれば、前鋸筋、大胸筋、小胸筋、僧坊筋下部線維

という身体のパターン。

それは顎の前の出方、喉の前の筋のつき方、肩の左右の高さの違い、
口元の左右の高さの違い、目の違い、鼻筋の曲がるラインなどという、
外部から見て取れる情報でも、そうなのだろう・・・と感じられました。
また立つとき、座るときの体のねじり方もそれを現しているように感じられた。

状態として気になるところが多くて、
気づいたらうちの名刺を手渡していた。^^1

現在はお客様の新規受け付けをさせていただいておりませんので、
ワーク自体をさせていただくことはできないのですが、
ボディチェックのみさせていただくこととなった。
やはりお目にかかってしまうと心が揺れます。

ワークをさせていただくことができないので、
他の施術院にいかれるときにボディチェックの結果を参考にしていただければと考えました。
少しでもお役に立てればいいのですが。
新規お客様の受け付けを始めたときには、知らせてくださいねとおっしゃっていただけました。

多謝。m__m