クチコミって貴重です

『クチコミュニティ・マーケティング 2』という本で、クチコミで広まるトップ2が上げられていました。

No1 病院 --84%
No2 塾・幼稚園・学校 --74%

です。

クチコミで情報が伝わるときには、悪い情報は非常に早く多人数に伝わりやすい。
被害を受けた鬱憤を解消するために「あの店はだめなのよぉ〜」と多くの人に伝えたくなるから。

でもよい情報はそれに比べると控えめ。
親兄弟の親類縁者と親しい友人にクチコミすることにとどまるそうです。
クチコミには、信頼できる誰かがそれにかかわり失敗しなかったという保証がついているので、
とても行動に移りやすいそうです。
危険を最大限回避するための本能的な知恵なのでしょう。

身近なところではたとえば友達に「スターバックスのこれがおいしいんですよぉ〜」うれしそうに勧められれば、興味を引きます。
ラテとか初めてのとき自分で挑戦してみて失敗したらやだなと思う気持ちが緩和されます。
友達と共通の体験をして喜びを分かち合いたいと願っているからでしょう。
ちょっとだけ自慢したいから、っていう気持ちもありますけど。

危険回避するためのクチコミ情報のNo1が『病院』であることに納得。
身体に関わることに危険を犯したくないのは人情です。

僕の場合は家の裏手にある小野医院が信頼できるとか。。
院長の小野先生が、近所のご婦人の症状を観てただの風邪ではないと診断し医科大に紹介状を書いて一命を取り留めたという逸話もあるし。
などなど、これは貴重なクチコミ情報です。
なにかあったらあそこに!という心づもりがあると安心です。
私の今かかっている歯医者さんもクチコミで知りました。
そして以前かかっていたところとは比べられないくらい満足してます。
近所の人に僕は自信を持ってクチコミしてます。

よい病院や治療院があれば、友人や親類に積極的に勧めてあげて下さい。
その噂を間接的に聞いた治療院は、仕事に喜びを持てます。張り切ります。
そうしてぜひ育ててあげてくださいね。
あなた個人の何気ないクチコミがじわじわって世の中をよりよくするパワーになるでしょう。