仙骨と腸骨の関節について--(1)

仙骨と腸骨の関節とは『仙腸関節』のことです。

仙腸関節のかみ合わせ具合』は重要。

関節のかみ合わせを正常にしてあげるポジションになっていただだくため、
歩き方や立ち方に注意を向けていただいています。
その状態を日常的にずっとできれば、
健康的なボディを維持し続けられることでしょう。

これが各人理解レベルの深まりのばらつきにより、
一筋縄ではいかないのですが。

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仙腸関節のかみ合う接触面を『耳状面』といいます。

貴方にもある『耳』。
その形状に似た形です。
粗面(そめん)という、
ざらついた面で構成。

仙骨と腸骨のその粗い接触面同士がかみ合い関節の止めを造ります。
ちょうど紙やすりを二枚用意していただいて、
粗い面同士をこすり付けると摩擦力が強くて動けなくなる。
この仕組みを仙腸関節の耳状面は応用しています。

仙腸関節の耳状面ほど大きな関節は、
人体にはありません。
その関節のかみ合わせの重要性は、
体全身の関節へ影響が飛び火します。

【『コアがかみ合う』状態とは耳状面のかみ合わせが深い状態】
そう定義する人がいるほど重要なもの。