人を脅すな脅されるな!


まるかんの斎藤一人氏関係の本を読んで。

さまざまな健康についての言葉がありました。

  • きれいになるために、健康になりなさい。
  • 健康は将来現役のためのインフラ。
  • 健康でなければビジネスで成功するわけがない。

病気を経済で考えてみてごらんよ。現実が見えてくるから。
など。

      • -

そのなかで・・・

『心にとっての最高の栄養は脅さないこと、
脅かされないこと』

全体的な本の流れでは異質な言葉に思えるかもしれないこの言葉。
ですが一番印象に残りました。

とあるカイロプラクターのブログを見ていて。
そのタイトルが、
『〜をすれば体が壊れる』
というようなシリーズ。
ブログの文章を読み意図を察すれば
決して不安をあおろうとしているだけではないことは明白。
体を守っていただけるように導く知恵を伝えています。

ですが『〜をすれば体が壊れる』。
この言葉がずらっとタイトルに並んでいる。
同業者ながらだんだん肝が縮められる思い。
だんだんつらくなるのです。

心を広げていく言葉使いと、
心を締め付ける言葉使い。

きっと前者の言葉使いのほうが多くの人に好まれるはずです。
ベースはこの語り口にしていただく。
そうしたほうがいいのにな、と感じました。

ですがふと自分のことを振り返ってみて。
自分の過去の日記を読んでみて、
より気をつけるべきと反省しばし。
以後善処すべきと考えております。

      • -

相手を脅して自由を奪うことは罪なことです。
特に健康を害しているときには萎縮させられやすい。

施術家は自分の施術スタイルに自信を持っています。
その自信ゆえに、
「ウチでなければ難しい!」と告げてしまうこともあると聞きます。
でもそう言って選択の幅を狭めさせることも罪なことかもしれない。

脅かされて萎縮するのも健康的ではありません。
脅かされて恐怖心や危機感を植えつけられては、
たまったものではありません。
冷静な判断力が鈍りますから。

ワーカー側の、
信頼関係を築く努力をする姿勢が大切。
そこから発するアドバイスであるべき。
そんな気持ちのいい人間関係を保ちながら、
お互いに前進できたらなによりですよね。