ここ3ヶ月。
私自身、精神的に安定しています。
長い期間、継続して安定しています。
そして半年前では考えられないほど、
頭の中の回転が増したように感じています。
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何か問題を抱えています。
それを可決する大切なことを気づくとします。
するとそのときはとても浮かれた気分となり、
『やった〜!』と声を上げてうれしくなる。
いい意味でハイな気分になる瞬間です。
それがずっと長続きするかといえば、
そうでもありません。
長く続かない理由。
すぐに新しい感覚や気づきに慣れてしまうときと、
強烈に居つこうとする過去の習慣に引き戻される。
この二つの場合があります。
自分のモノにできたならばうれしい限りですね。
ですがしばらくすると決まって違和感を感じだす。
その違和感の実態を突き止め改善します。
つまり『違和感を感じること』で、
現状を改良していくことができます。
たとえば劇的な考えが浮かび、
喜びがひとしおになっても高揚感は引いていきます。
そのときにどっと潮が引いていき、
かえってつらく感じることもある。
「自分が持っていない力や知識・技術がいかに多いか。」
その言葉が頭の中で鳴り響くのです。
盛り上がった気分ほど急激に下降線をたどるものはありません。
気ばかりが焦らされてしまう。
心が騒々しく乱れる状態です。
だがこのたびの自分の中で感じる変化は、
この急激な下降線がありません。
前に進むのみでうまく回転しています。
自分の可能性を否定する言葉が出る前に、
手足が動いています。
自分の力が発揮できないスランプもありません。
デスクワークの仕事の量は以前の倍こなしています。
以前よりモノが見えている感覚があります。
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この状態がなぜ続いているかといえば、
『感覚』の豊かさが見えはじめたためです。
たとえば誰もが触覚感覚を持っていますよね。
ただこの入り口を通り少しずつ奥に入る道を見つけた。
奥へ少し入っていくと芳醇な生命力を感じられました。
『感覚こそ力』といわれた野口三千三先生の言葉が、
頭を打つのではなくて身に沁みて入ってきます。
身体のなかで目覚めを待っていた感覚があった、
そのことに気づいただけです。
同時にいかに多くの感覚が眠っていたものだと、
驚きます。
今もその感覚をひとつずつ目覚めるように、
注意を払っています。
それが以前の気づきを渇望していた気持ちではありません。
渇望という重すぎた感覚が失せていきました。
スイッチをちょんと押すくらいの感覚でいい。
私にとってこれほどのありがたい変化はありませんでした。
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今回の研修の仕上げのステップ3は次の定義でした。
「この感覚を誰もが持つことができるようにできないか?」
というものでした。
うまくいけば、
・自分に潜んでいた能力や可能性を引き出してくれる道具となるでしょう。
・集中力が強化されたおかげで分析力や表現力も向上するでしょう。
・仕事の能率が上がるから成果が見えて楽しい。
・病気を治す能力もそのうちのなかの一つに含まれています。
脳の働きの活性化と免疫力発揮のキーの関係です。
・リハビリテーションに応用が利くはず。
◎精神的な面での私なりの打開策になるかも。
また体感として、
他のものに気分を左右されにくくなります。
そして良質な感性を維持できることの喜び。
『これはいい!』
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こんな面白いものが、
多くの人と共有できればうれしい。
この仕組みを伝える方法はないか?
自分なりのプログラムは組めないものか?
そう考えていろいろ試行錯誤。
これが第三のステップでした。
自分なりに今までいろいろ体のことについて勉強してきました。
そしてお客様からも多くのことを教えていただきました。
他の先生からもお教えをいただきました。
斎藤一人氏の本や他のすばらしい本も読み参考にさせていただきました。
それらが熟成されたのでしょうか?
そのヒントはいくつかありました。
これは魅力的な分野だと思います。
実際面での難しい面も多いこともわかりました。
それでちょっとしょげたところもありました。
また私の思考力が減少すれば即NGというのもわかりました。
当分は身内のワーカーに協力を願って研究です。
うまくいくかどうかはやってみなくっちゃわかりません。
壮大な企画倒れになることも慣れています。
ただ、
私自身がこのような体感をもてたこと。
そのことが第一歩なのかもしれません。
なんとなく。
もう私的には元が取れたように感じられる。
今回はそう感じられるほどの貴重な体験でした。