尾骨のリコイルなどをつかった改善方法

カニカル・リンクという本があります。
そちらにリコイルという技法が解説してあります。


手技の詳細はそちらの書籍に譲として、
早速尾骨のリコイルを取り入れました。


個人的に尾骨の有り様について悩みが深いものでして。


実際に手技をしてみると尾骨およびその周囲の筋肉群がとてもよく緩みます。
尾骨は曲がりやすい箇所のひとつ。
尾骨の歪曲が体全体に及ぼす影響は深刻。


それを改善することができるのは画期的。
尾骨のリコイル操作は痛みもありません。
優秀な手技ツールのひとつだと思います。


ただこのリコイルだけで改善しきれない場合は、
やはり他の手が必要そうです。


その他の手のひとつとしてあげるとするならば。。。


ある方は体の中の内臓部分に呼吸を貯める方法を選択した。
骨盤底筋という筋肉が骨盤底部にあります。
尾骨から恥骨にかかるハンモック状の筋肉です。
このハンモック状の筋肉が萎縮されている使い方をしていたらそれを改善。
尾骨と恥骨の水平性を確保して、
なおかつ内臓を使い呼吸力によりハンモックをより広く開く。
そうすれば内臓の乗っかりもよくなり胴体の内臓が安定する。
体のバランス力を飛躍的に改善向上させる力を秘めている。


それに骨盤底筋は腹式呼吸をするために真っ先に始動する筋。
この筋肉が活躍が活性化されることで自律神経系統の状態が改善します。
かなり深い理解がなければこの操作は自分の体で実感することができません。
ですが合気道などで腹をつくるときには自然にこの作業をしているはずです。