今日は資料の整理をした。
大量に処分する書類。
調査と称して整体やカイロプラクティックなどの専門学校の入学・受講資料を取り寄せていた。
タイ式マッサージやアロママッサージからロミロミまで各種、
資料取り寄せで費用がかかるものもあったがどんどん集めた。
それらを一気に処分した。
国家資格である鍼灸の免許を持つ人でも、
免許を活かして長年開業していく先生は一握りです。
他の整体その他のものはそれより状況は厳しいはず。
ではどのような過程を経て開業なさるのでしょう。
そのような疑問を持ちまして地道に調べてます。
でも...
学校の受講費用や入学費、授業料も高額だ。
「えぇ〜これで350万円?!」とか驚く。
安価な費用のコースではどう見てもひどい。
ビデオとテキストの通信講座で立派な開業ができると説く講座もある。
知人のつてでどのような授業内容かを聞く。
すると安いと思えないものが多い。
高額な授業料を支払ったとしても、
投資として妥当な見返りがあればいい。
だが将来設計を真剣に考えるならば、
その学校を出るだけでは弱い。。。
調べていくといくつかの活気がある学校や講習会もある。
どこかは私の私見が入り誤解もありますので明言は避けますが、
ここなら将来的に羽ばたくことができるだろうと思えるところもありました。
そういうところでは最低でも50万円の費用はかかるし、
3年通うような学校なら300万円以上かかる。
プロとしてがんばりたいならば投資なんです。
でもプロになるかどうかを迫るよりも、
『自分が生きるに際して身体のことについて深く知る』欲求を満たしたい。
そのような方々にも50万円〜300万円支払って学校に通えというのか。
実質的にそれは難しいだろう。
プロ用の講習会ではちょっと興味があるからという人は排除される。
一般の人にはいづらい雰囲気がある。
プロ用ならば基礎から応用まで広範囲に渡り学ぶ。
時間も労力も膨大だ。
それに直面した入門したての方々は動揺する。
でも一般の方でも自分の身体について深く理解する受け皿はあるべきではないか?
私は丁寧に時間をかけたワークスタイルです。
当分それは変わりません。
多くのお客様を一日に何人も迎え入れるのではなく少人数がいい。
そう考えています。
でも多くのお客様がもしお越しいただくことをご希望なされたら、
お手上げです。
非常に対応能力が低い。
その点を数年前から苦慮し続けてきた。
ホームワーカーとして家族の方やご自身がセルフで対応できる方法を研究する場があれば、
そうすれば私の対応能力の問題は気にならなくなるだろう。
より意義の深い仕組みが作れるようになるかもしれない。
その考えで『私なりに工夫したワークショップ』を去年試行した。
結果的にこの試みが成功したかどうかは各人の胸のうちにしまっておくもの。
一般の方も興味ある課題を掘り下げて学ぶなら集中力や積極性が出る。
そのうえで実際に身体の仕組みを研究し改善模様を解説付デモでみる。
身体が変化していく背景にある理論面に触れる。
手本をみて過不足の少ない緻密なテクニックの教授を受ける。
その機会が増えるに従い今までは不思議な手品に見えていた技術が、
そのタネあかしをしてもらえて自分でも挑戦したくなる。
徐々に体験を通して馴染んでいく。
ワークでは体力的にしんどくなる苦しみを味わうことになる。
反面家族に安全な方法でケアしてあげられる方法を獲得した。
最初は「家族のものが素人がなにを遊び半分で」といっていた。
だがそれを使い込んで成果がでていくとき。
そのときにホームワーカーとして家族に喜んでもらえたという。
月に数回のプロのワーカーがお客様をワークするよりも、
母の手で行うお子様への暖かいマッサージのほうがいい。
そういうケースも見受けられます。
また一人だがワークをする側の大変さを体験してから、
そちらの方面で働くことに関心を持った人もいる。
実際は今の家業を廃することは難しいので、
定年後にがんばってという話になっておりますけどうれしい限りです。^-^;
ホームワーカーの養成にはリスクが大きいぶんだけ慎重さが必要。
だがそれに見合う可能性をも感じます。