ステロイド剤について驚いたことをお伺いしました。
アトピー性皮膚炎でお困りの方からお聞きした話です。
アトピー性皮膚炎で肌荒れが出てくるところがあまり目立たないところ。
それで日ごろはあまり気にしないようにしているといいます。
だが花粉症がつらくなる季節には症状が強くで始まる。
しかたなく医師にステロイド剤を処方してもらうそうです。
それがもう7〜8年続いていました。
そのようなときに驚いたことがわかりました。
骨髄バンクのドナーになるための手続きをしたいと考えて、
医師にそのときにドナーにはなれないと言われたそうです。
本人はそれが「なぜ?」と納得がいきませんでした。
すると専門の医師がいうには過去にステロイドを使いつづけた人は
問題になるおそれがあるからドナーになれないというのです。
そのときに気軽にステロイド剤を使用していたことに
ショックを受けたとおっしゃられました。
実際はアトピー性皮膚炎がつらくなりすぎないようにしたいため、
という目的があったので気軽にステロイド剤を使ったわけではない。
でもその方は気軽にステロイド剤を・・・という言葉を使いました。
私にはステロイド剤の多年の使用と
骨髄バンクのドナーに不適格とされた詳細はわかりません。
ただ思い立って骨髄ドナー登録をしようとしたやさしい気持ちがかなわなかった。
そのことが本当に残念でしたのでしょう。
そう思います。。。
安全といわれ利用したはずのステロイド剤。
でも今回のように他科の医師には危険だという。
だから悔しいという気持ちも解かる。
このような危険性をもう少し説明していただければ、
使わないようにしたかったといいます。
私には皮膚科の先生や骨髄バンク関係の医師のような医学的知識を持ちません。
だからステロイド剤についてどう考えればよいかは判断しきれません。
ですから現在使用なさっている方や使用を考えている方には、
かかりつけ医に相談していただければと思います。