帯津先生の関係した代替医療関係書籍も多く、
私の本棚にも数冊並んでいる。
帯津先生ももともと代替医療を積極的に取り入れたわけではありません。
30代後半から40代前半では外科医としてがんばっておられました。
だがそのようななかがんの治療成績には結びついていかない。
術後5年生存率や再発率などを研究してのこと。
そんなときに中国北京にあるある肺がん研究所を訪ねる機会があったそうです。
そのときのエピソード。
ちょうどそのときに肺がんの手術中。
そのようすを見学させていただいたそうですが、
胸を開かれている患者が帯津医師たちに笑顔を見せていました。
鍼麻酔で手術がおこなわれていたからです。
それも鍼麻酔もたった二本の鍼です。
術後患者自身が自分でストレッチャーに乗り、
帯津医師たちに笑顔で挨拶をして病室に運ばれた。
それに西洋医がみればガンで余命二ヶ月の患者の容態がレントゲンに写っている。
だが気功を受け続けてすでに二年間となる。
これらは信じがたい事実。
そのような考えで気功や他ヒーリングを取り入れた
帯津三敬病院となったそうです。
それにしても、
その当時は中国医学などの西洋医学以外は数段低く見られていた時代です。
誹謗中傷は多かったはずです。
そのような状況でも代替医療を取り入れてがんばってこられた姿。
その姿を見て後人が続いている事実。
ひたむきで純粋な魂があり、
患者のためを考えると選択枝はそれを試みるしかない。
そのような信念を得てがんばってこられたのでしょう。
求道する神々しさを感じて止みません。