印象的なワーク

本日の16:00からのワークは印象的でした。


お客様のことを書くことは意図的にしていない私ですが、
今日は本当に特別です。


去年5月ごろにワークをお受けいただいていたお客様が
交通事故により多大な負傷を負われました。


そのお客様が医師の「もう骨は着きました」との
お墨付をいただきましてほぼ一年ぶりにお見えになられたからです!


事故当時、大変な状況がわかるに従い、
私には何もすることができないのに、
気ばかりが急いてしまう。


ボディワーク屋さんとはこのようなときはなんと無力なのだろう。


お客様がメールなどで留めていたボルトを今度抜けるようになった、
などの連絡をいただいては少しずつこちらもほっとしていた次第です。



そのような経緯があって、
本日のお目見えです。


だから本心、
「大変な状況をがんばっておられたんだな」としみじみです。


交通事故前に根を詰めて通っていただいており、
かなり深層まで筋膜を緩めていましたので、
その当時の深層筋のやわらかさがいまだにありました。
体の外側にある表層筋は短期間に癒着して硬くなれるのですが、
深層筋はやわらかさを維持できます。
そのため本日も観察できる改善ポイントを
以前に引き続き解いていくことができました。


これは本当の深層筋まで丁寧に時間をかけて解いた分のベネフィットです。


ワーク後は半年くらいは血液の流れがよい状態が続くから
無理な筋の使い方をしなければ改善方向へ維持できますよ、といいます。
その間に体のスムースな動き方を研究して習得すれば
それに比して改善の波に乗れるわけです。


ただ一年近くになると寒い季節も経なければならず
固定されて不自由で負荷がかかる動きを続ければ、
深層筋が固まりだすこともあるだろう。


また深層筋を解いていたつもりがそこまで解けていなければ
とうの昔に固まって元通りになっている。


その心配をよそに、
がぁ〜っと解き進めていけた。
以前解いたところからの続きを。
そうすることができたことが、
私の目で確認できました。


そのときにとまっていた空白の一年間という時間が、
ぽ〜んと超越され今の瞬間に引き継がれた錯覚に。


なにはともあれ、
よかったです。^-^)