「禅ゴルフ」という本を読んでいて。
パットをするときに、
いくつかの打ち方が思いついたりコースの目の読みが数パターンあったり。
そうなるとどのように選択すればよいかわからなくなる。
迷いが生じるからです。
そのパットがもしトーナメントの優勝を決めるようなものであれば、
迷いながら打った球は間違いなく最悪の結果を生むでしょう。
判断に迷いが生じた集中力が欠けたときは、
たいていがそうなるものです。
そのときはどうすべきか。
とにかく少しでも自分がこちらのほうがいいと思えるほうを選ぶか、
同列であればどちらかを切り捨ててひとつだけを選択するように。
そうしてひとつのパッティングをイメージしてその問題を解決するように。
もとから優れたゴルファーならば、
そのような問題提起がなされたならかならカップインする確率が上がります。
中途半端に迷っているかひとつのことに集中して力を注ぐか。
施術をしているときも、
ひとつの問題に対してさまざまなアプローチ方法を用意しています。
またはその問題の解釈に対していくつもの答えがあるときも。
そのようなとき迷います。
単純にひとつしか対処法を知らねば自信が持てるが、
数手を読んだりすればするほど選択肢が増えてきて。
難問ほど悩みます。
でも結局このときもできることはひとつだけです。
調査に十分に時間をかけられるときはそうしたほうがいい。
ですが時間をかけても判断がつかないものもありますから。
そのときはゴルフと同じように
これでいこうと可能性の高いものを選択すれば
あとはそこに意識を集中していきます。
そうやって迷いをなくしたほうがよい成果があがります。
自信を持って施術をしているように見えていいですよね。