発汗しづらい人のためのガルシャナ

ガルシャナとは乾布摩擦のことです。


アーユルヴェーダでおこなうマッサージの一種です。
オイルマッサージをする前に絹の手袋やタオル(麻や木綿でも良い)などで
簡単に全身の乾布摩擦をします。
その後にごま油でマッサージをすると効果が高まります。


という乾布摩擦とオイルマッサージの二段重ねです。


低血圧などでなかなか発汗しづらい人。
デスクワークで緊張したり日頃の心身のストレスが高くて
毛穴が閉じているような人。


今まで発汗することがなかったという人でも、
20〜30分ほどガルシャナをおこなうと効果的に汗が出るようになります。
もちろん発汗しやすい人にもとても効果があります。


どんな効果かというと。
免疫力を向上させストレスが軽減し、
ホルモンバランス等も整うようです。
血行が促進され皮下組織に蓄積した老廃物を排泄しやすくし、
筋肉もつきたての餅のような弾力を取り戻してくれます。



たとえばスマーティの遠赤外線サウナに入ってもなかなか汗がでない人も、
とても効果的。
それにスマーティは私の家にはありますが、
数十万しますし置き場所が必要な難がある。


それが木綿タオル一本とごま油でOKなんです。
ごま油は、
太白胡麻油を150度に熱して自然に冷ましビンに密閉し保存します。
直射日光をさけ、涼しい場所で約6ヶ月は有効です。
使用する際に、湯煎して温めて使います。


抜群の抗酸化力をもつごま油を、皮膚を通して体内に取り込むことで、
衰え始めた体の生理機能を活性化させます。


絹は18種類のアミノ酸を含んだたんぱく質
人間の皮膚の構造に大変近いため肌になじみます。
気持ちもいいですしね。
だからガルシャナをするときは、
理想的には絹の手袋で乾布摩擦をするといいんです。



私のワークではマッサージのときにタオルを利用して摩擦します。
以前はピーナッツオイルやエミューオイルを利用して
主に背中をマッサージしていました。
今は施術の流れ的に、
他にしておいた方がいい手技を優先していますからしておりません。
ですがマッサージオイルを利用した際は高い発汗成果がありました。
マッサージをするときも体の中の老廃物がたまりやすい場所や
経絡の線をつなぐような操作をしながらのマッサージですから
やはり一般の方がおこなうよりもハンドリングはいいと思う。


ですが自分でやっても高い成果は得られます!
特に私どもの施術でタオル摩擦を受けたあと。
おすすめです!