骨を意識して動かしてみて

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人は体を動かすときに、
筋肉の収縮が動きの源になるとイメージしていることが多いだろう。


確かに筋肉が動かねば体は動かない。


このような解答だけでは、
質がよい動きを作り出せないでしょう。
ここでから先に歩を進める必要があります。


質の良い動きを心がけるためには
骨をテコにして動かして
関節をその要とする。
神経系が命令を起こして、
筋肉を収縮させるのは骨を動かしたいからです。


筋肉は必ず骨に付着しているものです。
人体の設計思想には、
筋肉は骨を動かすためのツールと明記してある。
骨の存在を忘れて筋肉の拮抗作用などありはしないのです。


主導する筋肉が収縮するとき、
骨をはさんだ裏側の拮抗する筋肉は緩ませた方が動きやすい。


骨と関節の存在を計算から除外すれば、
主動筋と拮抗する筋肉の両方を固めて、
仮想の骨に化けてしまう。
つまり骨という疲れ知らずで、
相当の重量や圧に耐えられる機関があるのにそこを使おうとしない。
またはそれを使う術を知らない状態。


これが力みグセの正体です。
力みがあると皮膚近くの表層筋が固まりだして、
呼吸がとまったり浅くなるものです。
表層筋が筋肉全体を締め付けて血行を悪化させ、
深層筋が使い切れずに非力です。
表層筋が緩んで外界の情報をキャッチして、
それをもとに脳がどのように動きの方向や力具合かを計算して出力する。
それが表層筋が締め付けられれば動きの精度が急激に低下するのです。
そして体のそこかしこに凝りを作り出す。




意図せずに筋肉を優先させて骨を動かすとき、
往々にして骨をテコにして関節を動きの起点にすることを忘れがちに。


骨がテコにならない動きには、
筋肉が過剰に緊張させられて
ダメージを与えられるだろう。


そのダメージの回復には時間がかかる。


よい動きをしているかどうかのひとつの指標が
骨のテコをどこでどうきかせるかを意図しているかどうか
はじめに語られるべきでしょう。


そしてどの骨にどのようなテコを効かせれば動きの統合性があるか。
そこを見極めていきます。



骨をテコとして使い切れば、
骨に近い深層筋が作動して血流を促進。
呼吸も抑制されることはない。
体のインナーや背面部の筋のほうが筋がいくつものパーツに別れ
動きのプログラミングが緻密にできるし
自在な動きは関節を詰まらせたりずらしたりしない仕組みだ。


かなり筋肉を酷使しても、
骨をテコにしていれば寝ればその筋疲労はほとんどリセットされる。
それは呼吸と血流を止めずに動き続けられているし、
筋肉に入り込む筋断裂等のダメージ量が少ないからだろう。


そこに動きの質を語るときのポイントがあるのかもしれません。


動きの質がよい方の施術をするのは楽ですし、
一度リリースを受ければ、
自力でもっと高みへと登っていきます。
施術は体の改善を加速させるでしょう。


動きの質が思わしくないときには「施術には戻りがあるんですよ」
というのは動きの質をこれから学んでいきましょうね、
というメッセージが込められています。



動きの質を極めるには、
よい動き方の勉強をするのも大切ですが、
自分で興味を持って突き止めていく姿勢。
自主的に取り組めるかどうかがキーです。




立つときにはどこにどのようなテコが効いているだろうか?
歩くときには?
太極拳やバレエで動きを作り出すには?


よ〜く自己観察していく。
そこから動きの洗練がなされていくのでしょう。


私自身も未熟な点が多いため
ヴィパッサナー瞑想しかりで
がんばろうと思います。


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