ノートパソコンを利用してのデスクワーク。
大変ですよね。
私も若いときに、会社勤めでプログラマーをしていたことがあった。
デスクワークで、朝から晩までパソコンでプログラムを組んでいた。
朝方の始業して数時間は、姿勢を気をつけないとなと思っている。
ただ午後3時以降くらいになってくると、とたんにどーんと辛い。
体力的に消耗してきて、姿勢が歪みだすのがわかる。
するとだんだん体が前傾してきた。
疲れ目でショボショボし始めたところで、
ディスプレーに近づいていこうとします。
仕事中は若かったから平気でしたが、
隣を観ると50代ほどの先輩がいて、
このままではいけないなと痛感した。
ギックリ腰を繰り返してつらそうだ。
なんだか呼吸もつらそうでだという。
ただ、ご本人は至って平気なようだ。
今思えば、
先輩は私が午後に疲れだしたころの姿勢で、
朝からずっといつづけているように見えた。
今思えば、
ただ姿勢悪く座っているだけで、
次のようなところに問題が出ていたのです。
・背中が丸くなって猫背のようになり、凸凹している
・骨盤の開きが出て腸骨の右側の前傾が強まっている
・足を組めば腰部が捻転している
・顎をかみしめている
・足を踏ん張っている
・胸の上に顎を乗せる感じで胸骨が縮んで上に上がる
・肩甲骨が左右に開きすぎる
・肘が外に開く
・腰がこりこりになると、表側の腹部も必ずこりこりに凝りだす
・みぞおちが硬くなってきて横隔膜が上下動しづらい
などなど、ちょっとあげるだけでいくつも問題がある。
それならばこういった前傾姿勢を防止するためにはどうすればいいのか?
いろいろと対策は立てられますが、
簡単なところでは、
体が斜めってきて、
ディスプレーに顔が近づいてきてしまったら、
両脇に紙を挟んでそれを落とさないようにします。
すると脇がしまるため、
肩甲骨が締まり背筋が伸びてきます。
このようにしますと前傾してキープするのがかえってつらくなるのです。
一日中、ずっと紙を挟むのは難しいでしょうから、
2時間ごとに10分程度、やっていただけますと、
仕事終わりでの肩こりや腰の不快感なども減少し、
そうなったほうが幸せな人生を送ることができる。
私の会社勤めをしていた時の先輩も、
もしちょっとでも体を崩す姿勢を修正するクセ付けをしていれば、
つらいギックリ腰を繰り返さなくてもよかったんだろうなと思う。