昨日の「ボウエンテクニック体験会」無事、終了いたしました。
参加していただきました3名のお客様に対し、
深く感謝の意を伝えたいと思います。
私にとって、
これ以上ないようなインパクトのある出足から始まりました。
お客様の許可をいただいていないため、
そのインパクト内容の詳細はおつたえいたしませんが、
ほんとうに驚きました!
それはボウエンテクニック体験会に参加していただいた方にも、同様。
私のその日の反省点は、
本来はボウエンテクニック縛りで、ボウエンテクニックのみをメインで使い、
ほかの手技は極力抑え気味にして、ボウエンテクニックの効果測定をしようと考えていたのですが、
そこがうまくいかなかった点です。
筋膜のしこり部分をリリースするためのずり圧と、
経絡部(神経系)への電圧を上げて改善をうながす際に効きのいいフェザータッチに似たソフト圧。
後者の比較的しっかり意識をいれつつ経絡上に響きを起こす刺激を与えるほうが、
後々にどのような影響がでるものかというのみではなく、
施術中にも体の反応がおおよそよく現れる状態となる。
それがまた、なかなかどのような反応がでてくるのか。
予測がつきづらいのが経絡部へのボウエンテクニックらしいソフトな刺激圧です。
昨日は、故あって、
ソフトな圧は今回は見送ろうと最初に来ていただいたお客様のセッションをして
判断した次第です。
そして同時に、
自動的に体が動き出したりした際に反応が終わるまでか
「2分ほど待つ」というようにすることで、
体内に流れる第三の体液と呼ばれる脳脊髄液を正常化させることができるのですが、
待ち時間を短くして後々の24時間から48時間かけて起きる反応の出方を制限へ。
われながら、
滑り出しが順調とはいきませんでした。
ですがボウエンテクニックを利用して、
日ごろの私の施術技術は最小限にしたのは事実ですから。
そして経絡部分をボウエンテクニック独特な効果的なムーブという圧のかけ方があるのですが、
そこにとどまらないよう心がけました。
経穴の特殊な一点とそれに遠方の位置にある同系列の経絡線上か関連系の経穴を一定の圧で押さえ治療脈が出るまで保持するやり方。
同一経絡上の2点の経穴を同時に刺激を与えることで、
とてもいいスムースな経絡の流れの改善が促せます。
かなりこれは画期的な変化が起きることも、
まま、見受けられるものです。
こちらを多用してみました。
あとは私自身が作為的にお客様の筋膜部分をどんどんリセットして、
偏りや硬さなどからくる体のアンバランスを軽減させるようなわかりやすくシンプルな施術のやり方ではなく、
河合速雄氏が申されていた太古の昔より脈々と私たちを創りはぐくみ見守り続けるビックマザーのような存在へと、
セッションを受けておられる方の最良な変化をまかせる気持ちを持つこと。
もちろんそのような大いなる存在に任せるという意識のみではだめですね。
施術上の細部まで技術的な熟知や施工があってこそ、
そこのところに意識を持って願い祈る気持ちが生きるのだろうと、
私は考えていますので。
大方は施術を受けたから、その施術目的どおりの成果がでるときもあるが、
実際は施術を受けてもそれ以上にお客様の生命力が整えられたベースがあるかどうか。
それはお客様ご自身の心身に及ぶものでもあるのです。
多くの画期的な後々までキープできる施術後の良好な変化についていえば、
施術によって改善したという以外の要因で、
身体上の改善がなされただろうと読めるケースもみうけることができます。
施術外要因による改善率は、
馬鹿にできるほど低いものじゃないのです。
そんなときにビックマザーのような大いなる大自然の生命を産み育む存在に出会い、
身をゆだねるという過程を通して行われたようなケースも時々見受けられるのです。
人間は未処理の感情というものが胸中に逆巻いているときに、
なかなか素直にビックマザーと出会った感がもてないものです。
いつかお話できればと思いますが、
私がボウエンテクニックをさせていただく際には、
施術技術と同様レベルで私たちの命を産み出してはぐくむ存在を身近に感じつつ、
セッションをするというように心がけています。
私自身がお客様の体に対して、
目的どおりのままに施術操作しようという筋膜リリースとは違って
強い意識により影響範囲を意図する範囲内に限定させて効かせる制限をなくすこと。
ココに効かせるんだという目的を持った強さが、
私の日ごろの筋膜リリースでは必須で、
これがなければまったく施術成果のパフォーマンスは上がらずに成果がぶれぶれに崩壊するほどにとどまる。
話になりません。
あくまでも目的部分を明瞭にして行うべき目標値を見定めて、
それをきっちりかなえられるような実力行使をしていきます。
でもボウエンテクニックの場合には、
施術者自身は完全なお客様が自分で自分を治そうとするための
きっかけを与えるための黒子になって活躍をすることで
成果を増すという性質もあります。
軽微な経絡への的確な刺激により、
お弱様ご自身の治療脈が発動して
施術者が創造する範囲を時には大きく超えた改善がおきてみたり、
逆にさっぱり効果がこちら側でも観察できなかったり。
いろいろな反応がでてくれて、
そこが思うに任せられないところもあるわけです。
または他にもいくつかの試みをさせていただきました。
その試み部分を、いずれモニターになっていただいた方のチェックをするときに、
私に何らかのものがつたわってきたらうれしいと思います。
そこを活かそうと考えるならば、
今のところ私には、
ビックマザーによるご加護が目の前のボウエンテクニックを受けておられる方に、
願わくば降り注がれることを祈る気持ちになる。
そのような心持であるならば、
ボウエンテクニックの施術上の圧が強めであっても、
少なからず神経的な改善成果があがるようでもある。
いわんや、神経系の賦活の目的に沿ったソフトな経絡への圧をや。 ^-^
私の場合は、ボウエンテクニックを単体でやっていこうというよりも、
日ごろの施術の中にしのばして活用するというのがメインなのですが。
またいずれ、ボウエンテクニックの体験会をささやかなモードで開き、
まずは少人数のかたがたに受けていただき、
そしてモニターレポートを書いていただいて、
体験談を蓄積していければと願っております。
それは私自身文才が乏しいため、
お客様の率直な感想や実感を込めた体験談ほど、
どれほど臨場感があって読んで面白そうですし、
ありがたいものはありません。
初回のボウエンテクニック体験会で私自身が直面した状況から。
そこから、挫折も含めて一歩も二歩もさっさと歩み出ていって。
ボウエンテクニックの不思議なよさについて語れるようにまで、
絶対に意地でも持っていかねばと必死になっているところです。
公募でボウエンテクニックを受けていただける方を集めるよりも
より率直に忌憚なき回答(強烈な駄目だしを含む)をくれる人に頼んで
ボウエンテクニック本来の秘めたパワーを開花させるようにまで
極力早くたどり着いたほうがいいのだろうか。
そのようなことも、考えています。
^-^