そろそろ花粉が飛散しだしたようです。アレルギー症状を改善させると経穴は?

花粉症の季節となりました。

ウェザーニュースで花粉症の方へアンケートをしているページをみると、
https://weathernews.jp/s/topics/202401/300085/

2024年1月25日 回答数 10739人の調査で、

花粉、かんじてる?】の質問の回答が、

けっこう感じる ■    ( 7%)
ちょっと感じる ■■■■■(46%)
感じない    ■■■■■(47%)

だそうです。


みなさまはいかがでしょう。




私は例年、今頃の1月の時期は施術をしておりました。
腕を酷使しており、肩や胸や首にも負荷をかけていて、
否応なしに花粉症の症状がでておりました。
そこを、
「これじゃ、施術の仕事に差し障る!」との思いから、
遠赤外線ドーム型サウナのスマーティに長時間入浴へ。


そのときにアレルギーを起こす主因箇所を緩めていて、
それでその年の花粉症の症状は、オールクリアで改善。

そんな綱渡りをしていたのですが、
今年は先月丸々自宅でこもりっきりのデスクワーク。

ほぼ物書きだったため、施術をしていないので。
アレルギーを出すほどは負担蓄積もありません。^^;

幸い現状では、花粉飛散はわからない状態です。

ただ施術再開をしたら、
例年通りの花粉症の洗礼が待っておりますから。
せっかくだから
花粉対策にアレルギー症状を患わないように、
できる限り工夫をしようかなと考えております。

そのひとつの対策案として、
経穴マップから正経十二経絡等経穴データをで
表計算ソフトにいれ、
(アレルギー)で検索すると次のように。


大腸経 曲池○、肩髃(けんぐう)○
脾経  三陰交○、血海○
膀胱経 風門、肺兪、督兪、膈兪○
腎経  照海○
胆経  風市○ 
[○印はアレルギー体質の改善に常用]


経穴データの表を目視で該当する項目を探すより、
表計算アプリで検索は楽ですし正確でいいですね。
アレルギーに効果アリの経穴について、
以前チェックしていて施術にも使っております。
私が花粉症シーズンで患っていたとき、
遠赤外線サウナのなかでケアしていた経穴です。


余談ですが、
昨日、知人とお会いしているとき、
「なんだか今日は(めまい)がする」といわれ心配です。

連日、明日の栄光を目指して猛勉強中の方ですから、
睡眠時間を極端に削っていた点が気になっております。
同時に食いしばってがんばっている必死さからですが、
頭部、頸部、顔面部の凝りが深刻で自律神経調整作用が働けていない様子。

いつもの施術であれば、
そこまでの問診と実際に触診で得た情報を元に、
頭部の腱や靭帯の骨部の骨膜へ癒着した部位をリリース。
特に咬筋、側頭筋などの咀嚼筋群に異常が見られており、
顎の開閉が水平ではありません。
そういった点を踏まえて、うまく着地できるよう解き進めます。

さっさとリリースする手をそれをちょっと待って、
経穴データで(めまい)の主治の経穴を洗い出しました。
いざ全身の経絡でチェックすると、
(めまい)に関係がある経穴や経絡が驚くほど広範囲です。
そうした情報を漏れなく網羅して、
打ち手の正確さも増すものですが。

この日は気になる顎関節周りを中心にと言われたことで、
頭部及び顔面や頸部といった部位に絞り施術をさせていただきました。
ご近所の方でしたから施術が終り帰宅後に3時間ほど死んだように寝たそうです。
その後は感じておられためまいや微熱感も治まり、元気になっておられました。
それを知り、ほっと胸をなでおろしました。



いずれは表計算アプリでデータを検索することもなく、
ツールなしに対応できるようになりたいと、改めて感じてます。

いまさら?っと言われてしまいそうですが、
主要経穴は以前に学んだものの、
全部の経穴を頭に入れようと思い立ったのは去年年末からです。

ボウエンテクニックとはこういうものだと、
同業の美容系整体の先生に伝えようとしたとき、
その方が
「ボウエンテクニックでは経穴を使うんだったら、
 それをすべて勉強して記憶しなくっちゃうまくつかえないでしょ!?」

といった、ボウエンテクニックで使う範囲を覚えればいいと妥協せず、
覚えるなら全部覚えるべきだと必死になって学ぶ姿を見せてくれました。

私自身、ボウエンテクニックで使う範囲の経穴と経絡の流注のみを精密に調べて
頭に叩き込めば十分だと考えており、そうするつもりでした。
なので、その方に助言として、
奇経それを含めれば400前後の経穴を記憶することになる大変さは選択せず、
ボウエンテクニックで使う範囲を覚えればいいんですよといっても、
聞く耳をもたないでぶっつぶれるほど頭にいれようと努力を惜しまない。

そうした熱血な姿に触発されて、
だったら私も負けてられないと。

そうして全体の経穴を網羅し始めたら、
これってボウエンテクニックで使わない経穴知識もあったほうが応用効くよねって悟ったとき。

すでに熱血な先生はクールダウンしましたが、
私は、以前のように経穴の知識に穴があってもしかたがないとは思えず、
学びをやめてはならないと感じるようになりました。
施術をするためのツールとしての経穴でもあります。
身体奥に通る深層筋の流れを正確に把握するにも活きてきます。


そこを手に入れようと一時休業でお客様へ直接ご迷惑をおかけしました。
つらいお体のお客様がおられますため、ほんとうに申し訳ないことと、重々に痛感しております。



こうした判断は正解か?
そうした迷いから、こころが乱れつつも、
施術でつかれた身体や脳ではできる作業ではありません。
短期集中で根を詰めてやってしまうことに賭けるしかない。
いまからの年齢で唐突すぎだろうと同業者にあきれられてしまいますが。
ですが日々その理解が深まりだすことで関連する派生した部分にまで成長があらわれそうで、
ボウエンテクニックでの経絡や経穴を意識して行う施術上の課題解決も充実してきております。