左右の脈の強さの差を他力で知る!(パルスオキシメーターやandroidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』)

先日、左右の手の脈を診ると、
右手の脈は平脈という調子がいい状態だが、左手の脈が虚に傾く状態であるかどうか。
そのような内容をブログで書かせていただきました。

でも、きっとそんなことを言われたら、自分はどうなの?と気になってしまいますよね。

「脈診はできません!でも、できれば左右の脈が違うのをチェックしたいんです!」という方も。


実は、私が今通っている歯科医院では、来院した際にパルスオキシメーターで、
「血中酸素飽和度」をチェックして、肺に異常がないかをチェックされています。

医療関係者が使うパルスオキシメーター。
その機能には

・血中酸素飽和度
・脈拍数
・脈の強さ
・脈の波形

のような多岐にわたる機能がついている製品もあります。

なので、パルスオキシメーターを2個用意し同時に計測すると、
「脈の強さ」と「脈の波形(脈の速度がわかります)」が目の前で差異が明瞭にわかるのです。

脈の速度はかわりませんが、脈の強さが左側の指では弱くなっているのです。

dretec ドリテック パルスオキシメーター OX-101WTDI オリジナルカラー ケース付き 酸素濃度計 医療用 家庭用 国内検査済み 医療機器認証取得済

https://youtu.be/PTnJ2qLKSUc
ドリテック パルスオキシメーター OX 101

 

 

 

医療機器認証があるとのことで、正確性が高いので、機材としてほしいところですが。。。
ただ7000円を超える機材は、現状の私のポケットマネーでは買えません。

もし私が脈診ができなければ買うかもしれませんが…

安いものじゃない。

費用面で折り合いがつかないという点で、
しかたがないので、手持ちの機材でタダでどうにかならないかなぁ?

 

 

そこで測定精度は落ちるものの
androidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』をダウンロードしました。


脈拍数測定器.jpg


実はこちらもパルスオキシメーター同様に、
指先をカメラのレンズに当てて血液の流れを計測して、
・脈拍
・脈の強さ
・波形

波形グラフ化してくれるのです。
ちなみにパルスオキシメーターの波形よりも、
10インチタブレットで観る波形のほうが大きくて見やすい。

ですがパルスオキシメーターのように、
挟み込んでしっかり固定されていないので数値上のぶれがかなりあるので、
正確な数値を把握する希望があれば不向きです。

「なんとなく自分の手で脈を診ると左右の手の脈状が違うようだけど、、、」
というときには自分の手をすんなり承認しづらいところがあります。

 

そこを波形として情報が見える化できたほうが納得しやすいでしょう。
たとえアバウトなチェックでも、3回ほど計測して確認し平均をとるようにすれば、
精度があがっていきます。

 

そうすることで私も自分脈の強さを左右の手でandroidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』で3度計測して、
波形をスクリーンショットで記録して並べて表示する加工をしてみると。
左手側の波形のほうが、右手側よりも脈が弱い虚実の虚に傾いていました。


人に、注意喚起をしている場合じゃない!

まずは自分で自分の面倒をみなければ!!!

 

見える化されると、説得力があって、動かなきゃ!という気になりますよ!

 


一台のタブレットで計測したので、
なかなか実際に計測するには少しでも条件が違うと比較が正確にできないので。

本当はパルスオキシメーターを2つ左右の手で同時に診るか、、、。

いやそれよりも、私が習った脈診講座の先生に診てもらうか。
経験豊富で中国で中医学を学び脈診の本も執筆なさった先生。
私の左右の脈の違いを診ていただき、現状を忌憚なくお教え願えれば。

どう考えても、先生に診てもらったほうがよさそうですが、
多忙に全国を教え等で出張なさられると聞いてもいて、
私事でお願いしづらいところがあるのですが。


ですが私自身がまだ微妙な結果が出たところで、
後日、お願いしにいこうかと考えています。


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脈診は、一度チェックすれば、その状態が終生続くかといえばそうではありません。

たとえば、、、、

雨天晴天などの天気や気候により変わったり、
春夏長夏秋冬と季節でも変わったり、
一日の時間経過でも変わるというものです。
もちろん仕事疲れや、精神的動揺などがあっても変化します。

さまざまな要因が脈にあらわれていて刻々と変化します。

ですから、過度に一喜一憂する必要はありません。

また上述のパルスオキシメーターやandroidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』による
チェックでも、そう言えるでしょう。

 


ただ脈を図る習慣を持つと、
自身がどのようなときに脈が上がり強くなるか、または弱くなるか、
などのパターンが認識できるようになってきます。
肉体の状況や感情や精神の様子などをよく表していて、
自己を客観視できる興味深い情報を提供してくれます。

そのときは、、、やはりパルスオキシメーターやandroidアプリを使うよりも、
はるかに自身の手先の繊細さで脈管を触り脈診するようにしたほうが有益な多岐にわたる情報を与えてくれます。


自己の体の状態を客観的に把握して分析精度を上げていける、脈診の醍醐味があります。
人は自己を客観視できて正確な状態を把握できるだけでも、
脳がその情報をキャッチして適切な手を下してくれるよう、
無意識下で働けるようになるのです。

そこでしっかり働いてもらいましょう!

 

 

今後、数回にわたり私の脈診の復習の意味でブログに脈診のことを書かせていただこうと考えています。


もしも最低限の脈診技術を得て自分を知りたいと願う人がいたら、
ぜひ、そちらの道に歩まれるとよいでしょう。

 


脈診で人体の内部映像が見えてくるようになると、びっくりするほどエキサイティングです。