動脈管を凝りが圧迫した部分の遠位組織にダメージがみうけられるケースが多いようです

皆様、こんにちは!

昨日、松屋はこのようなときでも24時間なのだろうか?
松屋のホームページでは24時間と書かれたままだし。
午後八時に東急目黒線西小山駅松屋前を通ったら、
すでに大量のごみが店外に置いてあって閉店しているようすでした。

コンビニもまいばすけっとも通常営業しています。
食べるのに困ることはありませんから大丈夫ですが。

 

昨日、ブログで書いたものですが、
書籍紹介;『血流解析のすすめ Kindle版』凝った体の中の血流って、どうなってるんだろう?
http://bodywise-note.seesaa.net/article/479539038.html


「血管が圧迫されて血流がちょっと変わったって、血が減るのも少しだったら問題ないだろうし。
 そんなに細かいことを考えなくてもよくないんじゃない?」

と思われた方もいたようです。


確かに筋肉が凝る程度なら、それは自然なことです。
日々、運動するうえで必ずカラダの凝りは作られて、
健康ならその凝りといわれる疲れを翌日に持ち越すことなくほどかれて新しい日の活動を迎えることになります。

だが少しずつ前日の凝り、前々日の凝り、そしてそれ以前からの凝りなどを蓄積していくと、
日々、リセットして柔らかさをたもてるようにしなければならない筋肉がどうなるでしょう。

最初は、人体の皮膚に近い浅い部分に凝りができるのです。
この部分が凝りが出てもちょっとセルフマッサージをすればケアできると思います。
たとえばホットアンポであたためたり、アンメルツヨコヨコですーっとさせたりする。
それであとはリラックスした時間を過ごせばいいでしょう。

ですが同じ姿勢をし続けたり同じ筋肉ばかりを使い続けたり。
つまりオーバーユースが一極集中するといけません。
そして呼吸が無意識のうちに浅くなる傾向があると、
凝りがだんだん皮膚の近くの浅い場所から奥へと入ってくるのです。

そうなると骨の近くに位置する動脈管を圧迫するような深い部位の筋肉が凝りだします。


動脈管が圧迫された箇所の前後に位置する部分の血流も、
まだ体全体の筋肉の凝りが浅いときは他の部分のマッスルポンプの力で血行がやりくりされるようです。
そのときには凝った感じの気の通らない不快感があるものの、それ以上のことを感じることはないでしょう。

ですが他の部位のマッスルポンプの力が補完的に血液を循環させる促進作用を示せなくなったとき。

それはたとえば運動不足になったり、他のカラダの部位も筋緊張が続いてマッスルポンプの力を発揮できない様子になっていく。
そうなるとその動脈管を圧迫した凝りを作った場所から遠位に当たる組織が栄養や酸素が足らなくて老廃物や二酸化炭素の排出がしづらくなる。

それはいわば器官が弱ったようにみえて映るような症状が出始めているので、
その器官が問題ありなのかと思うこともあるのですが。

でも器官の細胞たちが生きて生きづらい環境を作られたら、
こうなるのって当たり前だよねという状況なのです。


そういうところを手の脈をとるような要領で、そのような関係部の脈でみると、、、
正常な脈の圧の強さもなく、中を通る液も足らず、ざわついていた・ねばついていた、などの問題が見えてくるのです。

そういった体の中を循環する血の道をみると、渋滞したりいつまでも工事中だったり。
そのようなところはあきらかにその後の渋滞を改善させる行為がなされないかぎり、
さらにその通り道は悪くなってきます。
翌日に、そしてまたその翌日にと持ち越し続けていくと、
体内をながれる血液の流れが変化していくのです。

それは興味深いことに、脈診で教わった、
太陽病的な初期段階から太陰として奥に徐々に病が入っていくことが見えるというものと同様な脈が取れるように思えます。

なので明らかにここの血管の中を通る血液のリズムは跳んだり弱すぎたり、など様々な情報を首や鼠径部や脇下や腹部大動脈や、
その他、脈をとれるところはおおかたを見て取ることで、見えてくるもの、現れてくるものがあるのです。


パルスオキシメーターなどはライトで指先の血流を観て血中酸素量をはかれるという計測器が1000円ほどでも手に入るものならば。
いつかは脈診を計測できるようなセンサー付きの時計とかも発売されることがあるかもしれません。
凝りによって起こる血液の乱流がシミュレーションできるようならば、
多くの方々は体内の奥にリスキーなしこりが持ち越しであり続けることに対して先手を打った行動をとれることでしょう。

 

表面上目に見えない世界。

そこに私たちの健康の状態は、よくあらわれているものです。