ブレインフォッグ・・・つらいですね。。。  脳への血液流入量だけの問題じゃないかもしれませんが、これって、どうだろうか?

個人的な印象の話です。



脳に血流が足らない。
   ↓
自律神経の働きが悪くなる。
   ↓
臓器や器官が正常に働かなくなる
   ↓
気血の循環や呼吸代謝が悪くなる
   ↓
血行不良により筋肉の作動が重く感じる


「あ~ぁ。なんか疲れちゃってるわ」となる。



中医学では、
心臓がものを記憶する」というのです。

じつにこれっておもしろいと感じたのですが、
脳の血液消費量は全身にわたるものの三分の一です。
猛勉強や超ストレスを感じた利すれば、
脳を酷使して集中してものを考え判断したり、
感情脳をすり減らしてストレスフルになったなら、
さらに脳以外にわたる血液が削られて脳へと血が届けられるのです。

だから心臓の血液循環機能が正常に快活な機能を果たせなければ、
脳の働きに停滞が起きることは推測するのに十分です。


私が施術で物理的な変化により自律神経を整えるときには、
胸郭の可動(心臓側は必須)と頚部の筋群による頸動脈の圧迫による血流減少を観るようにしています。
もちろん胸椎3・4あたりの心臓への神経が出る神経根の状態も大事で手を加える必要もありますが、
胸郭が動くようにする過程で手当てが当然なされるものですからことさらにいう必要はありません。
あとは全身に走る動脈や静脈、それに微小血管の流通がうまくいっているかで、
そこでの血流停滞を排することで、結果、脳へいく血液量を増すことになります。

ボディワイズの施術が、長時間の施術となる。
そうする理由は、皮膚の下にある血の巡る道を正常な状態にするよう、
愚直なまでにぜんぶ見て手をかけてるからです。


それは以前より脈診を学び、
脈をみる習慣がしっかりついたことに後押しをされてのことですが、
私には「筋膜リリース」も全身の血管の道を通すための道具です。



とにかく、、、。


全身に巡る血液の三分の一が心臓から送り込まれる脳。
それほどこの脳臓という器官は、優遇して栄養をあたえられ養われ、
その結果機能できる神経系の束となった組織です。



ただ心臓から頭部内にある脳までの間には頚部の筋肉群があるし、
首が柔らかさが十分で脳へ行く頸動脈や頸静脈を圧迫していない。
そういった状況が整えられたら、単純に脳が血をどんどん取り込めるものなのか?


実は、そうでもない。



脳は、血を取り込むための調整弁のような機能を持っています。
むろん、そちらも必要で存在意義があるわけですが、
説明は超長い論文になるため省きますが、
健康体であっても、それが血を取り込めなくする弁に変わることがあるのです。

物理的に脳に血流が届けられるおぜん立てをしましたとなったとしても、
それで脳への血流量が増加するものの、
脳の血を取り込む調整弁の過剰な作用によりもうちょい脳に取り込めたほうがいいはずが、
それに満たない量しか脳に血流がいかなくなるという不具合が生じるのですね
。。。



自動車の運転で、片足でアクセルを踏み、別の足ではブレーキを踏みこむ。
すると走れず止まるか、速度が遅くなるわけです。
ブレーキが悪いわけではなく、それは安全な走行をするために必要な機能ですが、
つねづねブレーキを踏み続けているのはエネルギーの無駄なんです。
自動車の本体もエンジン不調に陥りかねない。

同様に脳の血を取り込む調整弁がいったん自動車のブレーキを踏みっぱなしと同じような操作をしだしてしまうと、
そのブレーキにかけた足を踏み下ろしを放つことができなくなっている。
そんなとき、脳に行くべき血液量が正常量まで達せずに困るわけです。

じゃ、そんな場合どうすればいいのか?


これまた、面白いなと思うんですが、
脳へ血液を取り込む際の調整弁を通り抜けることができる物質があるんですね。



それってなに?

というと、ゴツコラやバコパといったアーユルヴェーダではポピュラーなハーブ内に含まれる成分なんです。

なんで、ゴツコラやバコパを摂取すると頭がよくなるよといわれるかというと、
脳への血流を調整するための調整弁に引っ掛からずに血を脳に届けてくれる成分が含まれるからなんですね。



ということで。
あす、当家の屋上に植えているバコパモニエリの収穫予定です。


バコパモニエリ.png


ウォッカ漬けにしてチンキ剤にするものと、
乾燥させるものの2種類をつくろうと考えています。


頭の中のごみをそうじしてくれる特徴を持つハーブ。
上図のバコパや、他にはゴツコラ。

これらの両ハーブとも脳への血流が活性化が促進される成分が含まれている。
たとえば、バコパ

バコパモニエリの含有成分
<主成分>・バコサイドA ・バコサイドB
<微量成分>・トリテルペン ・サポニン ・サポゲニン ・アスパラギン酸
・γ-アミノ酪酸(GABA) ・フラボノイド ・ベツリン酸 ・スティグマステロール
・β-シトステロール ・グルタミン酸 ・オクタコサン ・D-マン二トール
・α-アラニン 他






効果がでるには動物実験で1~3週間かかる
のですが、
バコサイドA ・バコサイドBの主成分のおかげで前頭葉」「海馬」「線状体」といった記憶にかかわるところの調子がよくなっていきます。



とりあえず、まだ調べている途中ですが、
コロナウイルス感染後の後遺症に「ブレインフォッグ」と呼ばれるものがあります。
「ブレインフォッグ」がでて、
学術的な仕事をしておられる知り合いが職場を後にすることになったと聞きました。

いつ、治るかという予測ができないため、
再就職口を見つけるのもきびしいそうで、
電話で「なにか、ないか?すずきくん」といわれ。。。

私がまっさきに思いついたのはバコパです。
私が集めてきた分厚い資料を渡しました。
主治医に相談してください、ということと
試す際には薬効が強いものですから慎重に様子を見ながらやっていくこと。

そのうえで、あとは試すかどうかは自己責任で、あとはどうなさるか判断してください。
というところまでが、現状の私ができる助言でした。



バコパとゴツコラのどちらがいいかは、
その人の陰陽の性状を読めばゴツコラではないことは明らかでしたので、
バコパを勧めました。
ゴツコラは陰性が強く出ることがあるため、身体が冷えがあるときには、
量をかなり減らしてもちいざるを得ないので、バコパのほうがいいはず。
あとバコパの呼吸器官の作用をよい方向へと向けることが、
心臓の血液循環機能にも肺と心臓の位置関係上、影響しあうといいます。



またゴツコラは入手困難な希少ハーブですが、
バコパはネット通販でふつうに手に入るので。
やってみたくなったら取りよせていただければ数日で手元に届きます。



ただ、、うちのバコパ目黒不動尊でお水取りした縁起のいいお水を
定期的にしっかりあげて育てています。
これ、相当な自慢です。^-^;
信仰心がある方には、ひと味違う!ってわかるかもしれません。

ちなみにうちでもゴツコラは希少ハーブで、
いまも少しずつ株分けして増やしてます。
冬になれば枯れるのですが根は生き残り、
翌年にむっくりでてきてくれるのです。


元気印のバコパは、どんどん増えていき、
これはさすがに秋前の元気ないま収穫をしておこうと思い立ちました。


アーユルヴェーダ医は、もちろん患者に寄ってのケースバイケースですが、
認知機能が減退してきた初期段階ではバコパなどを処方することが多いですね。
私は直接にはそういったアーユルヴェーダ医の知り合いがおりませんので、
お話を聞く機会はないのですが、お話を聞ける機会があればいいなと思います。
中医のほうではコロナウイルス感染について詳細な対処法が書かれている論文がネットにもあるんですが、
残念ですが、、、生薬や漢方が、、、特殊過ぎて手に入れられない ^-^; 
またはこれ、なに???という感じの生薬で手に入る以前の問題でして。




ちなみに、韓国ではゴツコラが受験生に必須アイテムで大人気と聞きます。
記憶力や判断力が食べるだけでアップするんだったら、食べない手がない。
そういったところでしょうか。




またさらに科学的な調査された内容を知りたい方は
和文では 日本メディカルハーブ協会のメディカルハーブリサージで調べればいいでしょう。
英文なら バコパやゴツコラを研究対象にした膨大な論文が閲覧できるアメリカの研究サイトもあります。

 

<施術においでいただいているお客様へ特別プレゼント>

現在お通いいただいているお客様で、
バコパを育てたいという方がおられれば、
施術終了後にお申し出ください。
上記写真のようなグラスにいれ、
日向に置けばOKで育てやすいでしょう。

数本でよろしければ、お分けいたします。

(ただバコパの時期により、9月中までとさせていただきます)