脳内の血のよどみがありますと全身疲労につながるんです。では、脳の血がよどんだものをどうやって排出させることができるの?・・・その答えは。

血流をよくすることで疲れが消える!!!

そのようなタイトルの本が、
巷でよく見かけることができるようになりました。

ほんとうに、その通りですよね。


ざっくりと血液の持つ機能を見てみれば、

〇 血液は赤血球により,体を構成する細胞に必要な酸素,栄養素を運びし,二酸化炭素や老廃物を運び出す「物質の運搬」機能を持つ.

〇 血液が白血球により、体に侵入してきた細菌やウイルス,カビなどの異物を排除する「免疫」の働きを担う.

〇 筋肉により発熱した熱エネルギーを血液に乗せて全身に運ぶ「熱の運搬(冷えの予防)」

他は、血液中の血小板により、血管が破綻した時に,直ちに止血して大出血を防ぐ「固摂作用」でしょうか。



血流が促進され正常化するよう安定がはかられれば、
代謝により栄養を得て老廃物や廃棄物を除去でき、
免疫力がぐんとあがって、
身体が健康維持に最適な温度まであがり保たれる。(恒常性)

対して体内で血流がやや思わしくなくよどみができれば、
血の代謝不良に比例して身体が冷え、免疫がさがります。
これが息も絶え絶えの疲れた状態と呼ばずして、何をそういえばいいのでしょうか。

そのような酸化傾向となった組織は、
適切なケアがなければさらなる代謝不良を起こす傾向があります。


それが、たとえばカラダの背中とか足とかだったら、直接、加圧するマッサージを施したり、
指圧の止血から一気に血を流す術をもちいるなど、様々な血液の流れを促進させる技があります。




ですがそれが血がよどんでるところが「脳」だったら?



そうなると手足や背中の筋肉のような骨格筋を加圧するマッサージで血行を促進させるものとは同様なことができるわけではないのでしょう。

それも、そのはず。
脳は、頭蓋骨という骨のヘルメットの内側に収まっているので直接的な加圧などできません。


では、脳内の血のよどみをどうする?

ということでアーユルヴェーダで採用されるのが、ゴツコラやバコパの、
脳内への血流を促進させる成分をたくさん含む稀有なハーブの利用です。



で、私のさわやかな休日の今日は、バコパの収穫祭。

去年、伸びに伸びたバコパが多量にあったものの、
それらぜんぶ収穫せずに冬枯れさせてしまいました。
バコパの枯葉が堆積した肥沃な土をつくるはめになりまして。 ^-^-


今年、はその枯葉のなかから伸びに伸びたバコパを少し収穫しました。

バコパ ざる1.png

バコパ ざる2.png


今回の収穫物は、乾燥させて瓶詰にして保存する予定です。
そうすることで保存がききハーブティのようにしていただくことができます。

乾燥させるとコップ一杯分ほどもないほど縮むんです。

ただとりあえず、冬の間も、脳内の血のよどみを拭えるのはありがたいです。



これにより記憶力アップ、血行促進、そして免疫補助が期待できるはずです。
また不安感や精神的動揺を鎮めることも知られており、その方面でももちいられます。
西洋の方では抗ストレスサプリのなかの有用なものとされて、バコパを服用する者もいるんですよね。
コロナ禍の影響は身体には病としてのしかかりますが、心にも現在から将来に見渡しづらさを感じる恐怖として影響を与えています。
そのような高いストレスを常時かけられることで緊張が抜けなくなり、交感神経優位が続いて体調を崩すものがおります。
そのときに抗ストレス作用があって研究が進んでいる隠れたメディカルハーブの筆頭がバコパだといえそうなので(英文ですがバコパの論文数がものすごい量あるんです)。




私の体感ではゴツコラとバコパでは、
ゴツコラはおいしいお野菜で常食にしてもいい、
バコパはサラダにまぜて食すような習慣がインドにはあるのですが、ゴツコラより強いダイレクトな薬効を感じる。
そのぶん、バコパのほうが摂取のしかたを注意深くしていかなければならないでしょう。




他の養分の摂取法として、
あまり現状では他者に勧められない取り方ですが、
どうも私にはまだ農家さんのように収穫するために手塩に掛けた植物を抜いてというのが慣れなくて。。。
収穫は、自分が食すもののみの分量にとどめてしまいます。




うちは、ハーブ栽培が本職ではありませんから当然ですよね。^--^;



だったら植物を枯らさない方法で長く付き合えないか?
生命力が強い植物なので、生きたまま特別な溶につけ、
その溶液のほうにバコパの波動なりが転写されたものをいただく。
具体的にその溶液についていえば、
甘酒を造るときに米麹を使いますが、これだけであれば冷蔵庫内にいれていてもどんどん発酵が進みます。
それを押し麦を三分の一ほど混ぜて、ヨーグルトメーカーで押し麦甘酒を造ると発酵がそれほどすすまず、
すっぱくなることがないのです。
そのなかにゴツコラの葉を2枚とバコパを3本ほど入れております。
種米部分は残しておいて、水をつぎ足し継ぎ足しして、2週間ほど。

甘酒だけではゴツコラは一週間で変色していたのですが、押し麦を混ぜたものであれば、
2週間した今でも元気に冷蔵庫の中で過ごしてくれてます。

これ、ジェムウォーターの植物版です。

2カ月かけて自力で考えだしました。


いま、私自身、実験中です。
ただ、効果があるなしって、どうやって判定すればいいのかが、謎。。。

この押し麦甘酒でも成果が出ているようなら、
大量に収穫する必要もないので手軽ですよね。